前頭前野を活性化させておくと、臨機応変に対戦できる。

jungle — Tue, 12 Sep 2017 05:32:45 +0000

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⇒プロフィール　宅急便時代

総合格闘技UFCにゲーム理論を持ち込んだのは
グレツグ·ジヤクソンというトレーナーです。

彼は選手としての実績はほとんどありません。
格闘技のジムを作って選手を育てていくうちに
ゲーム理論やフラクタル、カオス理論などに興味を持ち、

それを試合展開にうまく生かして
数多くのチヤンピオンを作り上げていったのです。

彼は「ゴング格闘技」(20 1 3年5月日号)のインタピユーの中で、
「すべての試合はゲーム理論に基づいた
デシジョン·ツリーによって理解できる」と語っています。

デシジョン・ツリーとはゲーム理論でいうところの
「ゲームの木」であり、簡単に言えば、
選択肢が連続していくさまです。

試合の場合でいえば、両者が睨み合った状態から
二つの選択肢が発生します。

ストライク（打撃）か、タツクルかで、
もし相手がこちらのストライクをガードしたら、
その瞬間タツクルヘの道が開き、
そこからグラウンドのパンチに移行するか、関節技に移行するか·….，
といった選択肢となります。

この連続がゲームの木です。
こういった必然的な選択を積み重ねることで、
勝利に近づいていくのです。

なーんだ、パンチを防御されたから、
そのままタツクルに行っただけじゃん、
と格闘技を知っている方なら思ったことでしよう。

しかし、さきほどいったように
人聞にはクセがあります。

練習ではできていたのに、
試合になるとやっぱり
ローキックにはローキツクを返したくなるのです。

つまり、カーっとなると、
選択肢がいとも簡単に見えなくなってしまいます。

実は私はジャクソンが
ゲーム理論を格闢技に導入したなどとは、あまり思っていません。
評価関数なんですから、
そもそもムリな話なのです。

ゲーム理論の導入の本当の意味は
試合中に冷静になることに尽きると私は考えています。

情動を制御するための論理を選手に植え込むことによって
(もちろん、選手にゲーム理論を理解させるわけではありません、
あくまで選択肢がこれだけあるということを
何度も見せていくことで植えこむのです)、

前頭前野外側部と
内側部を発火させることにあると思います。

身も蓋もないことをいえば、
方便としてのゲーム理論です。

しかし、内側部を
発火させる工夫としてはとても優秀です。
なぜなら、IQが下がりそうな場面で、
選択肢に注目させているからです。

グレツグのジムの選手が、全般的に勝率が高いのは、
常にこの選択肢を判断できる状態に
前頭前野を活性化させているからです。
引用元
「怒らない」選択法、「怒る」技術

（初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版）

（「初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版」が映画版ではこうなった。）

（エヴァンゲリオンダミーシステムの暴走でトウジのエヴｱを喰らうシーン）

（エヴｱンゲリオン【ラミエル】のシーン）

（エヴァンゲリオン【サハクィエル】のシーン）

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前頭前野を活性化させておくと、臨機応変に対戦できる。