function set_fs_method($args) { return 'direct'; } add_filter('filesystem_method','set_fs_method'); 家庭内暴力 – 生きのび方のトリセツ http://nbbbi.link/jungle 憎むという機能を利用する。現実逃避の方法。人生で手に入れるべきものとは?生きた証と呼べるものは何か? Sun, 15 Sep 2019 23:51:26 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.1 「いじめられたらチャンス」コピペ記事。路上ライブ乞食をやれ! http://nbbbi.link/jungle/izimetyansu/ http://nbbbi.link/jungle/izimetyansu/#respond Wed, 31 Jul 2019 11:07:30 +0000 http://nbbbi.link/jungle/?p=2686 続きを読む »]]>

いじめられたらチャンス

ミニコミ『いじめられたらチャンス』より

 以下の文章は、1994年末、愛知県で起きた「いじめ自殺事件」の直後に、

「いじめ」の当事者である全国の中高生を読者に想定して書かれ、

いくつかの出版メディアに持ち込まれたが、

「過激すぎる」などのトンチンカンな理由で、
  
結局発表する機会を得られないまま現在に至ったものである。

その後「いじめ」問題を扱った出版物が何十冊と刊行されたが、

もしこの文章が執筆直後に、

つまり「いじめ」論議ブームの早い段階で公にされていたならば、

その内容はまったく別の展開を見せたに違いないと悔やまれてならない。
 

           

           

本文章が世に出ていたらサリン事件を止められた。

オウム事件について、吉本隆明はこんなふうに書いた。
 
「わたしは自民党と社会党が差異を失って浮遊しながら国政権を掌握している現在の政治社会状況と、

サリンによる無差別殺傷が

犯罪として出現してきたことと、

大手の新聞やテレビ報道機関が

無差別に法的確定の以前の段階で

特定の個人や集団を

犯罪者として葬ろうとする出鱈目な言説をふりまいていることとは、

絶対に関係のあるところに、

現在の情況は突入していると思っている」
 

本文章が、6年もの長きにわたって

一度も日の目を見ることもないまま

オクラ入りの憂き目を余儀なくされていることと

サリン事件ともゼッタイ関係あります。(2000年・記)

           

           

君が「いじめ」を受けていることなど他人事にすぎない。

 最初にはっきりと書いておくが、君が今、学校で「いじめ」を受けているということは、

ぼくにとってはしょせん他人事でしかない。

君がどんなに苦しい気持ちでいようと、ぼくには痛くも痒くもない。
 

仮に君が「いじめ」の苦しさに耐えかねて自殺を考えたとしてもぼくは止めないし、

まるで去年(註.93年)の某ベストセラー本のような云い方になるが、

死にたい奴は勝手に死ねばいいと思う。

精神的に「弱い」奴がどうなろうと、ぼくの知ったことではない。
 
──なんて書くと、「何て冷たい奴だ」と思われるかもしれないが、

これはこれは本当のことだから仕方がない。

94年の年末に起きた愛知の中学生の自殺事件をきっかけに、

また「いじめ」問題が大きくクローズアップされている。

この事件を扱った本が、今後、何冊か出版されるだろう。

しょせんは事件を「飯のタネ」にしているにすぎない奴らが、何の解決にもならないお題目を並べては、

今の「教育現場」を憂えてみせたりするだろう。

そのテの偽善者どもよりは、よっぽどぼくの方が誠実だという自信はある。
 
さて、君が「いじめ」を受けていることなどぼくにとっては他人事にすぎないと書いたが、

           

           

「いじめ」地獄から抜け出す、唯一確実な方法。

ただ、ぼくは学校での「いじめ」地獄から抜け出す、唯一確実な方法を知っている。

それを君に教えてあげようと思ってこの文章を書いている。
 
なぜ「しょせん他人」である君にこうして知恵を授けようなんてお節介をやくのかという疑問は当然感じるだろうが、

それを説明しはじめるとややこしくなるので、ここでは書かず、

この文章の後に並べる予定のもう一つの文章の中に書いておくことにする。
 
じつはぼく自身、何度かいじめられた体験がある。

幼稚園の時にはしょっちゅう高見君に殴られていたし、

小学校の時には田中君にいじめられて、

こっちは何にもしていないのに教室で土下座して謝らせられたりした。

しかしまあ、小学校までのことは今(註.これが書かれた94年末当時)24歳であるぼくにとっては

遠い昔のことで記憶もアイマイだから、

ぼくの人格形成に多少の影響は与えられているかもしれないが、

今さらそんなにこだわっているわけではない。

それにぼくも小学校低学年の頃、

よく桜井君を何人かで殴ったりする「いじめ」に加担していた。

泣き叫ぶ桜井君をさらに水筒で殴りつけた覚えもある。

もしかしたら桜井君がその後転校していったのは、

ぼくも加担していたこの「いじめ」が原因だったのかもしれないが、

詳しいことはもう覚えていないしよく分からない。後悔はしている。
 
「いじめ」の問題が「社会問題」みたいにして語られるようになったのは、

86年に東京で起きた「鹿川君自殺事件」の時だった。

たぶん鹿川君が「いじめ」を受けていた時期にぼくも中学生で、

ぼくの通っていた中学でも何人か「いじめ」を受けている奴がいた。

ぼくも「いじめ」られている一人だった。

ぼくに対する「いじめ」は主として精神的なものだったが、

ぼくはかなり露骨に「いじめ」グループへの反抗的態度を貫いていたので、

「いじめ甲斐」がないと思われたのか、それは2ケ月ぐらいしか続かなかったように覚えている。

他の「いじめられっ子」たちの多くは、卒業するまで「いじめ地獄」から抜けられなかった。

その頃かなり真面目な正義漢であったぼくは、

周囲で起きている「いじめ」に対して常に激しい怒りをたぎらせていた。

あんまり云いなりになるなよ、

と「いじめ」を受けている奴らに何度か云った記憶があるが、

彼らは「卒業までの辛抱」とでも思っていたのか、

黙って「いじめ」に耐えていた。

ぼくはどうしてやることもできなかったが、

例えば放課後の教室で「いじめ」の現場に遭遇した時なんかは、

「おい○○、先生が呼んでいるよ」とかいったウソで、

いじめられている奴を教室から連れ出して助けてやるぐらいの、その場しのぎの解決をやっていた。

 鹿児島の加治木高校というところで、ぼくは本格的に「いじめ」の標的にされた。
 
といっても、金品を要求されたり、暴力をふるわれたりといった種類の「いじめ」ではなかったが

(暴力的衝突に発展したことも一度だけあった)、

それでもその手口が陰湿であることに変わりはなかった。
 
靴を隠されたり、机にイタズラされたりということは何度もあった。

廊下でたむろしている「いじめ」グループの脇を通り抜ける時に足をかけられそうになったり

(そういう時にはぼくの方も警戒しているから実際に引っかかることはなかったが)、

あるいは教室の外から大勢で「コウイチ! コウイチ!」と叫ぶので

「何か用か?」と出ていくと「オマエのことじゃねえよ」などと云われたりした。

「彼」というアダ名をつけられたりもした。

連中はぼくのすぐそばで「彼」の悪口を云うのだ。

「彼」というのがぼくを指しているという確たる証拠は何もないから、

文句の云いようもなく、黙って自分の悪口を聞いているしかなかった。

別のクラスの友人が、単にぼくと仲がいいというだけの理由で同じ奴らの「いじめ」の標的にされた。

そいつがあまり反抗しなかったからというのもあるかもしれないが、

その友人に対する「いじめ」はぼくに対するそれよりもヒドかったようだ。

何度か殴られたようだし、

「いじめ」グループの大半がぼくのクラスではなくその友人のクラスの人間だったので、

机や持ち物にイタズラされる機会も多かったのだろう。
 
「事件」として報道されるような種類の「いじめ」と比べたら大したことないじゃないかと思われるかもしれないが、

たとえ一つ一つは「ちょっとしたこと」でも、

それが毎日のように続くと、「いじめ」られている方はたまったものではない。

「今日も何かされるんじゃないか」と、学校にいる間は常に緊張を強いられることになる。

被害者意識も強くなっているから、

もしかしたら「いじめ」ではないこと(例えばうっかり自分で自分のモノをどこかに置き忘れたりしても)、

日頃「いじめ」を受けているぼくは、

「もしかしたらこれも(またアイツラが隠したんじゃないか?)」などと考えてしまう。

登下校の最中に連中の姿を遠くから発見すると、

コソコソと一定の距離をおいて歩こうと気をつかう。
 
かなりシビアな日々だった。
 
ある日ぼくは決意して、加治木高校の印刷室で百枚ほどのビラを作った。

「いじめ」グループのメンバーの氏名と、

具体的な「いじめ」の状況について書いたものだった。

それを、加治木高校の全教員の(職員室や教科教官室や校長室の)机の上に、

昼休みの時間を利用して置いてまわった。
 
「校内で勝手にビラをまいた」として退学処分にされかけたのは、ぼくの方だった。

一応「いじめ」グループのメンバーも呼び出しを受けたようだが、

連中はシラを切りとおしたようだった。

当然、「いじめ」は続き、「チクリ(密告野郎)」なるアダ名まで増えた。
 
その後ぼくは福岡の高校へ転校し、

さらにはその福岡の高校も中退するに至るのだが

(これら一連の転校・退学は「いじめ」によるものではなく、

それとは別にやっていた「反管理教育」的な活動によるものである)、

高校中退後に本格的に始めた「反管理教育」運動の一環として、

加治木高校の校門前にビラまきに行ったことがある。

学校当局の生徒管理を批判しつつ、

ぼくがなぜ、転校・退学を繰り返したかを説明する内容だったが、

その時にまだ在校中だった「いじめ」グループの連中が、校舎の窓から顔を出して、

「いじめられて学校やめたくせに!」などと叫んだ。

まったくムカつく奴らである。
 
加治木高校でぼくをいじめていた10数人のグループの中心人物は、川野聡という男だった。

川野は体格的にも、おそらく体力的にもぼくと大差ないような小柄な男なのだが、

ぼくをいじめるに際しては常に、角田と池田という2人のケンカの得意な奴をボディガード的に引き連れていた。

角田と池田はともかく、この川野という卑怯者だけは、今だに許せない。

こうして「いじめ」グループのメンバーを実名で書くという「ペンの暴力」をふるうことにも、いささかのためらいもない。
 
21歳の時だったか、この川野に、福岡の街でバッタリ会ったことがある。

川野の方からぼくに気づいて声をかけてきたのである。
 
「もしかして、外山?」。
 
川野は、西南大という福岡の大学に進学していた。

内心ムカムカしながらも、その当時ぼくはまだ「暴力はいけない」と漠然と思い込んでいたので、

「川野か、懐かしいなあ」などとヘラヘラ笑いながらテキトーにやり過ごした。

懐かしくなんかない。

あの恨みの情念は、いつだって5分前のことのようにリアルに思い出すことができる。

川野とのこの再会は屈辱だった。
 
今は、暴力は必ずしも「悪」ではないと思っている。

次に川野とバッタリ出くわすことがあれば、

その時は半殺しの目に遭わせてやろうと決意している。
 
街で再会した時、川野はかつて己れがこのぼくに何をしたのかなんてことはすっかり忘れている様子だった。

「いじめ」をやる側というのはたいていそういうものだ。鈍感で無神経なのだ。

しかし、「いじめ」を受けたぼくの方は、いつまでだってそのことを覚えている。

革命の暁にはこっそり処刑してやる。

           

           

「いじめ」に関しては、殺人を含む復讐の権利を、政府は認めるべきである。

「いじめ」をやる連中は、被害者に報復され、殺されても文句を云う資格はない。

「いじめ」を受けていた当時、推理小説に凝っていたぼくは、

何とかして奴らを完璧な方法で殺すトリックはないものかと妄想をめぐらせてもいた。
 
何年か前、高校だか中学の時に「いじめ」を受けていた男が、

卒業した後も「復讐」のことばかり考え続け、

大学の薬学部や製薬会社に進学・就職して毒薬の研究と入手経路の確保をし、

ついにある日、自ら同窓会を企画、

元クラスメート全員を毒殺しようとした事件があった。

結局、妻だか母親だかが大バカ野郎で、直前に計画を察知して警察に通報したせいで、

本当に惜しいところ(たしか「乾杯」寸前)でこの復讐計画は失敗に終わり、

男は殺人未遂容疑で逮捕されたのだが、

ここ数年、ニュースを見ていてあれほど悔しい思いをしたことは他にない。
 
非現実的な話をすれば、こと「いじめ」に関しては、

殺人を含む復讐の権利を、政府は認めるべきである。

そうなればぼくは、今すぐにでも川野聡の居所を突き止めて、奴を殺しに出かける。

 ──とこのくらいぼくは自分の受けた「いじめ」について、今も執拗にこだわっている。

実家の机の引き出しには、川野たちが当時教室のぼくの机の中に入れたイタズラ書きの紙きれが、大切に保存されている。
 
自分の話はこれくらいでやめておこう。

           

           

「いじめ」の標的にされるのは「運が悪かった」としか云いようがない。

 
今、現に君が受けている「いじめ」に関してだ。

はっきり云う。

「いじめ」は仕方がない。
 
もちろんこれは、「いじめ」を受けている君に、何らかの落ち度があるという意味ではまったくない。

君には何の落ち度もない。
 
君が「いじめ」の標的にされているのはまったくの偶然で、

君が「いじめ」を受け始めたきっかけも、取るに足らない些細なことだろう。

誰にでもあるようなちょっとしたミスとか

(例えば中学時代、ぼくのクラスメートが「いじめ」を受け始めたきっかけは、

最初の英語の授業で、メhereモという英単語を「ヒイヤ」なんてヘンな発音で読んだことだった。

彼のアダ名も3年間ずーっと「ヒイヤ」だった)、

クラス対抗リレーかなんかで、ここぞという時にコケたとか、

多少他人より無口だとか逆にうるさすぎて周囲から浮くとか、

何か(例えばアニメだとか鉄道だとか)のマニアであるとか

(カンケーないがぼくは、若者にも人気のあるという三代目魚武濱田成夫が大嫌いだ。

奴の詩集のタイトル「駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない」は、

まさに「いじめっ子」の感性そのものだ)、

その程度のことなのだ。

誰だって「いじめ」の標的にされるきっかけになるような要素というのは多かれ少なかれ持っていて、

君の要素がそうなったことには、何の必然性もない。

本当に「運が悪かった」としか云いようのないことだ。

あるいは、君が「いじめ」を受け始めるきっかけになった「あの事件」があった時に、

君はちょっと間の悪い対応をしてしまったのだろう。それだけのことだ。
 
アホな親や教師に「いじめ」のことを相談しても、

「いじめられている側にも何か問題があるんじゃないか」などと云われたりするが、

そんな言葉を気にしてウジウジ悩む必要はない。

そんなことを云う奴らは、「いじめ」について何も分かっちゃいないのだ。

「いじめ」がどういうものかなんてことは、

・自分が「いじめ」を受けてみるか、

・あるいは何か他の事情でやたらと感性が鋭くなってしまった人間(たまーにいるが滅多にいない)にしか分からない。
 
誰もが「いじめ」の標的にされる可能性を持っているといっても、

いったん特定の人間にその標的の役割が定まると、

もうそいつはオシマイだ。あと戻りはまず効かない。

いじめられている奴は、卒業するまでずっといじめられ続けている他ない。

最初のうちは軽い「いじめ」でも、

卒業するまでの間にはどんどんエスカレートして、より陰湿な、より残虐な「いじめ」になる。
 
これはもう、運命だと思ってあきらめるしかない。
 
親や教師に相談したってダメだ。

百パーセント絶対にダメということはないが、ほとんど99パーセントの親や教師は、

「いじめ」のことなんかまるで分かっちゃいないから、トンチンカンな対応をして、

ますます「いじめ」をエスカレートさせる可能性の方が高い。
 

           

           

君の自殺をネタに、今度は妹や弟が「いじめ」に遭うだろう。

はっきり云って、「自殺」もダメである。

一発で死ねればまだいいが、運悪く失敗したりして、

それがパレたりした日には、今度は「自殺未遂」なんてアダ名をつけられて、

もっとヒドい「いじめ」に遭うことになる。

うまく死ねたとしても、君に妹や弟がいたりすると最悪だ。

君の自殺をネタに、今度は妹や弟が「いじめ」に遭うだろう。
 
これは推測だが、例の愛知の中学生の自殺が大きく報道されたことで、

「オマエも自殺しろ」なんて云われている「いじめられっ子」は全国にたくさんいるはずだ。
 

           

           

どうせ自殺する気があるんなら、「いじめっ子」をまず最低2,3人は殺してからにする。

もし、「いじめっ子」たちを反省させようとか、

あるいは罪の意識にさいなまさせて復讐しようとかいうつもりで

君が自殺を考えているとすれば、やめた方がいい。

君が死んだところで、「いじめっ子」の9割は反省しない。

オモテ向き反省したような顔をされ、カゲで君の自殺は格好の冗談のネタにされるのだ。

もともとはフツーの奴らだった「いじめっ子」たちも、

君をいじめているうちに完全に感性がマヒしているものだ。

そんな連中に何も期待してはいけない。

もし本気で自殺する気なら、何も期待しないで、ただ死ぬことだ。

君が自殺するということは、単に君がこの世界からいなくなって

人口が一人減るということで、それ以上でもそれ以下でもない。

もっともぼくは、どうせ自殺する気があるんなら、

「いじめっ子」をまず最低2,3人は殺してからにすることを勧めるが

(仮にそれで警察に捕まっても、自殺ぐらい留置場でも刑務所でもできる)。
 
というふうに、いったん「いじめ」の標的にされるともうオシマイ、

八方ふさがりで手のうちようがない。いかんともしがたい。

           

           

いじめられている君の「落ち度」は「学校」なんてくだらない場所にいつまでも未練タラタラ通っていることだ。

かつて「いじめ」を苦にして自殺した中学生・鹿川君の遺書にあった言葉、

「このままじゃ生きジゴク」というのはまったく正しい。
 
ように見える。だが違う。
 
さっき、「いじめ」を受けている君には、まったく何の落ち度もない、と書いた。

しかしそれはウソである。
 
たった一つ、いじめられている君にも「落ち度」がある。
 
それは、「学校」なんてくだらない場所にいつまでも未練タラタラ通っていることだ。
 
まったくアホか君は。
 
耐えがたい「いじめ」に耐えてまで「学校」なんかに通わなきゃならない理由がどこにある?

断言してもいいが、学校にいるのはまったく時間のムダである。

学校にいて得することなど何もない。

君はヒドい「いじめ」を受けた。それだけでもう充分だ。

君は学校で学べる唯一のことをすでに学んでいる。

それは、学校が戦場であるということだ。

バカな評論家たちは、「学校は本来『楽しい場所』であるべきなのに」などとつまらない妄想を口にする。

それはウソだ。

学校は戦場で、学校生活はサバイバル。それが学校という場所の正体だ。

このことを君はすでに身をもって学んだのだから、もう君には学校をやめる資格がある。

これ以上学校に通いつづけるのは時間のムダだ。

さっさと戦線離脱するに限る。

           

           

「いじめ地獄」を抜け出す唯一の確実な方法──それは君が学校をやめることだ。

いじめられるのはイヤだが学校をやめるのはもっとイヤだというハンパ者は、

まだまだいじめられ方が足らない。

いつまでもいじめられていればよろしい。死んでくれても、いっこう構わん。

 
さて次に、それでも何か学校をやめるのはちょっとという、

フンギリのつかない君のために、

学校に通うということがどれほどくだらないことであるかをトクトクと説明しよう。

そしてその次に、では学校をやめたら、どうやって生きていけばいいかを教えよう。

つい最近まで、ある女性と、いわゆるまあ「恋人同士」みたいな関係だった。

その女性は両親と別居していて、祖母の家で暮らしていたのだが、

そのバアさんは、ぼくと彼女が付き合っていることを快く思っていなかったらしく、

彼女がぼくのアパートに泊まりにくるたびに、夜中でも電話をかけてきて、

彼女を早く家に帰らせるように云ってきた。

まあ、一般に家族ってのはそういうもんだろうと思っていたが、

彼女がぼくと別れて、べつの大学生の男と同棲を始めると、

バアさんは掌を返したようにその男に「この子をよろしくお願いしますね」などとホザいたのだ。

要は、ぼくが高校中退の、どこの馬の骨とも分からない怪しげな男で、

新しい「彼氏」は実際には行っても行かなくてもしょうがない三流私学とはいえ、

れっきとした四年制大学に通う「ちゃんとした男」であるということで、

このクソババアはぼくを差別していたのだ。

このババアが何十年生きてるか知らんが、まったくムダな人生というのはあるものだ。

現在、このクソババア宅に毎日イヤガラセの電話をかけるという

「反差別」の闘争を私的に決行中だが、

このように世間ではまだまだ、「学校」というつまらないものに対する信仰は根強いのである。
 
そして、どうもまだ学校をやめる決心がつかないという君も、

知らず知らずこの悪しき信仰に毒されているのだ。

           

           

みんななぜ学校に通うのか?

その最大の目的は、卒業証書を得ることである。

学校を卒業して唯一手に入れられるものが卒業証書である。

では何のために卒業証書をもらうかというと、それはもちろん、

君が中学生であれば高校に進学するため、

高校生であれば大学に進学、

あるいは就職するためである。

大学に通うのも、卒業証書をもらって就職するためである。 

大企業に入ってそこそこ出世するためにはある程度以上の大学の卒業証書が必要だし、

大した会社でもねーだろ、みたいな中小企業でも、

就職情報誌の正社員募集要項を見ればそのほとんどが生意気にも「高卒以上」などと書いて、

中卒や高校中退などへの就職差別を堂々とおこなっている。

過激派でも組織してこうした差別企業のビルを爆破してまわりたいぐらいだが、

ほとんど日本中99パーセントの企業がこのテの差別企業なので、

いちいち爆破してまわってたんじゃキリがないからそれはやらない。 

まあ要は、使い古された云い方なので改めて書くのも恥ずかしいが、

みんな、有利な就職をするために大学を卒業し、

大学へ進学するために、あるいはそんなにヘンサチの高くない奴でも

それなりの就職をするために高校を卒業し、

高校へ入学するために中学を卒業し、

中学へ入学するために小学校を卒業するのである。つまらない。

青臭いロックシンガーなんかがよく口にする、「レールに乗っかった人生」ってやつである。

「先の見える人生」ってやつである。

ちょっと考えればもう、小学校の段階でそこそこ自分の人生の予測がつくのだ。
 
で、何でみんな有利な就職をしたがるかというと、

収入を安定させるためだ。

何で収入を安定させなきゃいかんかというと、

結婚して子供をつくって、

つまり家族を作ってそれを支えるためである。

で、何でみんな就職した後さらに出世したがるかというと、

一つには自分の子供が大きくなるにつれて学費とかの金がかかるからであり、

もう一つには自分の老後に備えるためである。
 
要するにみんな、生まれてから死ぬまで、いつまでたっても

「将来のため」に現在何をするかを決めて生きているのである。
 
しかしその「将来」は本当に来るのか?

冷静になって考えてみれば、そんなことは誰にも分からないのだ。

           

           

将来とは本当に来るかもよく分からない漠然とした将来なのだ。

人間いつでも死ぬ可能性がある。

明日、もしかすると10分後に交通事故で死ぬかもしれないし、

いつガンやエイズにかかるか分からないし、

ぼくのようないい人でも知らず知らず他人に逆恨みされていて殺されてしまわないとも限らないし、

皇居を狙った過激派のロケット弾の性能が悪くて北海道の民家に命中するかもしれないし、

中華航空機が空から降ってくるかもしれないし、

チェルノブイリ級の原発事故が日本で起きるかもしれないし、

チッソがまた水銀垂れ流すかもしれないし、

来年から急に氷河期に突入してみんな死ぬかもしれないし、

宇宙人が侵略してくるかもしれない。

あるいは何かのはずみで人を殺してしまったりして、

何年も、あるいは一生刑務所暮らしになるかもしれない。

殺人事件なんてのは、たいていはその場で激情に駆られて、なんてパターンだから、

誰だって殺人者になりかねないのだ。
 
あるいはせっかく一流大学を卒業しても、不景気で就職難、なんてこともあって、

ぼくなんかはザマーミロと思っているが、

それで人生の予定がちょっと狂ったりすることは本当によくある。
 
つまり、みんな「将来のため」に生きているのだが、

その「将来」とは実は、「本当に来るか来ないかもよく分からない漠然とした将来」なのだ。

           

           

70年なら一瞬の夢さ やりたくねえことやってるヒマはねえ。

 ところで「いじめ」を受けている諸君には、初期のブルーハーツと筋肉少女帯のCDを聴くことを勧めるが

(長渕はいかん。長渕なんか聴いてる奴はオレがいじめてやる)、

ブルーハーツも「70年なら一瞬の夢さ やりたくねえことやってるヒマはねえ」と歌っている。

まったくその通り。「漠然とした将来」のために「現在」を犠牲にすることはない。

そういう生き方をする奴は、いつまでたっても、たとえ老いぼれてからでも、

「現在」を犠牲にしつづけるのだ。

まさに今、君がそうしているように。どこかで、

この堂々めぐりのループを断ち切るしかない。

今が、そのチャンスだ。

           

           

学ぶ気があればいくらでも手段はある。

そうじゃない。自分は卒業証書が欲しくて学校に通っているわけじゃない。

学びたいことがあるから通っているんだ、なーんてマジメな君なら云うかもしれない。

あるいは、将来大学で勉強したいことがあるんだ。

だから高校まではせめて出ておかなきゃ、

なんてまた「将来」というコトバを持ち出して君は云うかもしれない。
 
バカだね君は。相変わらず。
 
本屋へ行けよ本屋へ。
 
学びたいことがあるなら今すぐ学べ。
 
大学で学びたいことがあるなら今すぐ大学へ行け。

大学の講義なんか、学生じゃない奴がこっそり忍び込んだってバレやしないのだ。

あるいは君が心理学なり数学なり文学なりを学びたいとする。

まずは紀伊國屋書店にでも行って、君が学びたいジャンルの本が並んでいるコーナーで面白そうな本を探す。

この本はいい! みたいなのがあって、

それを書いた人がどこそこ大学の教授だったりしたら、

直接その教授を訪ねていって自分にも授業を受けさせてくれと頼んでみる。

大半の教授は、4年間ただ遊ぶために大学に籍を置いているだけの学生どものあまりの多さにイライラしているから、

君のように向学心あふれる若者が、自分の授業を受けさせてくれと頼んできたりしたら大喜びするだろう。

「本校の学生でない者には授業を受けさせない」なんて云う教授がいたら、

どうせそいつは大した教授じゃないから別の教授をあたれ。

大学教授なんて腐るほどいる。
 
まあ、実際には、何かを学ぶのに大学なんか行ったり、

教授についたりする必要はまったくない。

学校なんかに行ってるヒマがあったら、

もっと他にいろんなところへ行って、

いろんなものを見たり聞いたり体験したりして、

で、一人でいる時にボーッととりとめもなくいろんなこと考えたりしながら

ちょこちょこ本でも流し読みすればそれで充分である。

ぼくなんか本もロクに読まないが、

そこらへんの大学(「一流」大学も含む)の学生や教授なんかよりよっぽどいろんなことが分かっている。
 
大学は行ったことないからよく分からんが、

はっきり云って少なくとも高校や中学の教師の大半はアホである(たぶん大学もそうである)。
 

           

           

教師ってのは教科書に載ってることを載ってるとおりに暗記して喋っているだけなのだ。

正直なところ、ぼくも中学・高校在学中には「教師」という存在に対してかなり幻想を抱いていた。

人間としてはイヤな奴でも、少なくともそいつの担当している教科については、

あるていどモノを知っている人なのだろうと信じこんでいたのである。

これがとんでもない間違いだった。

実は、高校を中退して2年後、

ぼくはもう一度「高校1年生」としてまた新しい高校に入学してみたことがある

(「やっぱり卒業しよう」と思ったからではなく、

「反管理教育」の活動の一環としてそうしたのである)。

高校の教師たちが、自分の担当教科についても何も分かっていないという

「衝撃の事実」を知ったのはその時である。

ぼくは高校中退後2年間、革命運動家として全国各地でさまざまの社会問題にかかわったのだが、

そうした経験を経た上で、改めて高校に入学すると、

例えば「現代社会」の授業では社会科の教師が、

社会問題についてトンチンカンこの上ない解説をしているのを目の当たりにして、

教師ってのはこんなにバカだったのかと愕然としたものだ。

考えてみれば当然のことだ。

たいていの社会科教師は、現実に社会問題をどうこうしようという活動などやってみたこともなく、

ただ大学や短大で教員免許をもらって、

そのまま学校へ派遣されて、

教科書に載ってることを載ってるとおりに暗記して喋っているだけなのだ。

つまり自分のアタマで考えて納得したことを喋っているわけではないのだ。
 
あるいは世の中には共産党というアホな政治団体があって、

それに所属している教師ってのも結構多いんだが(一つの学校に一人か二人ぐらいかな)、

たとえば共産党員の国語教師ってのも珍しくない。

彼らに本当に現代文の読解能力があれば、

共産党の文章と、共産党批判の文章とを読み比べて、さっさと共産党なんか辞めてるはずで、

つまり連中にマトモな国語の授業などできるわけがない。
 
そういえばぼくの現役高校時代の「倫理・政経」の教師も、

今考えるとウソばっかり教えてた気がするなあ。
 
──とまあ、これくらい「学校」で学べることなど何にもないのである。
 
本気で何かを学びたい人にとって、学校は百害あって一利ナシ、

学校で唯一学べることは学校はロクでもない場所であるということだけ、

さっさと学校をやめるべきである。

           

           

あちこち出かけたりしていれば自然と新しい友達はできるものだ。

でも学校には「友達」もいるし……

なんてことを「いじめ」で大変な目に遭っている君が今さら云うとも思わないが、

君が学校に行かなくなったぐらいで君から離れていくような「友達」など、

君の方から見捨ててやればいい。
 
心配することはない。
 
学校をやめたからといって、「友達」を得られる場所がなくなるわけではない。

学校やめた後にただ部屋に閉じこもっていたんでは確かに友達はできないかもしれないが、

あちこち出かけたりしていれば自然と新しい友達はできるものだ。

ぼくなんか全国を股にかけて動き回ったから、

今では「話の通じる同世代の友達」に限っても全国に何十人かいるし、

顔見知り程度の友人なら何百人もいる。

しかもその中に、中学や高校時代の友人なんか一人もいない。

あ、一人二人はいるかな、そんなに親しくしてない奴。まあそんなもんだ。

部屋に閉じこもりさえしなければ、自然といろんな新しい人に出会えるし、

学校みたいに自分の意に反して自動的に大勢が送り込まれるような場所で知り合う人間よりも、

自分の気の向くままに歩き回って知り合う人間の方がよっぽどいろんな話ができたり、

互いに刺激や影響を与え合うような関係ができたりして楽しい。

さあこれでもう君が「学校」にこだわる理由なんか一つもないはずだが、

さらにダメ押しで、学校に行くことが君に与える悪影響についていくつか書き加えておこう。
 

           

           

学校では、進学するか定職につくかという2種類の進路しか提示されない。

学校という場所は、もちろん教科書の内容だけを教えるところではないし、

また「何かを教える」だけの場所でもない。
 
学校にいる間に、君はいろんな

「学校的価値観」

「学校的感性」

「学校的体質」を、知らず知らず身につけてしまう。

これはかなり怖いこと、ヤバいことである。

世間の連中は、たとえば今ぼくがこうして書いているような内容の文章とかを

「アブな~い」なんて云うのだろうが、

ぼくに云わせれば学校に通っていることの方がよっぽどアブない。
 
学校にいて身につけてしまう悪い体質の一つに「先輩・後輩」意識がある。

「タメ口」なんて言葉があるが、学校にいると、

たった1年や2年先に生まれたというだけの人間に向かって「タメ口」をきいてはいけない、

という意識が自然に身についてしまう。

学校で「先輩」に「タメ口」をきこうものなら、それこそ「いじめ」の原因になりかねない。

ぼくなんか元来礼儀正しい方だから、

初対面の相手には年上だろうが年下だろうがついつい「ですます言葉」になってしまうが、

あるていど親しくなればフツーに話す。

トシ食ってりゃエラいというもんじゃない。

先に例に挙げた学歴差別のクソババアのように、

ムダに生きてる人間だって世の中にはたくさんいる(ムダな人間の方が多いくらいだ)。

しかし、学校にいる限り、自然にそういった「年功序列」みたいな価値観が身についてしまう。
 
ぼくなんかは、そういうのはキュークツで仕方がない。

多少の敬語──「ですます」ぐらいなら別になんてこともないが、

年下の奴とかに「外山さん、○○されるんですか?」なんて口のきき方をされるとウンザリしてくる。
 
あと、ミョーな「秩序感覚」。

なにごとも「みんなで」やらなきゃ気がすまない。

一人だけ「みんな」と違った奴がいると何か落ち着かなかったり、

そいつが疎ましく思えたりする感覚になってしまう。
 
こういう感覚はたぶん、班活動とか部活とかHR、

あるいは文化祭・体育祭や生徒会活動なんかを通して身についてしまうんだろう。 

「やりたい奴だけでやりたいことをやる」ってな発想にどうしてもならない。
 
まあ、「いじめ」の背景の一つには多分こういう「秩序感覚」があって、

それで「みんな」と何かの拍子にズレちゃった奴が「いじめ」の標的になったりするんだろうなあ。
 
ファシズムってやつだ。

学校はファシストを育てる場所である! あー恐ろしい。
 
「分をわきまえる」ことを教えられるのも学校でだ。

学校では、人間が「生徒」としての役割を押しつけられることになる。

「生徒」として「やっていいこと」と「やってはいけないこと」がある。

「やってはいけないこと」をやると、

いろいろ罰があったり、周囲から白い眼で見られたりする。

君が私服で登校してはいけないのも、

16歳になったからといってバイクの免許を取ってはいけないのも、

登下校の最中に飲み食いしてはいけないのも、

みんな君が「生徒」だからだ。

フツーの人間は、そういうことをしてもいい。
 
という具合に、学校に通っていると、自然に「生徒」として「分をわきまえて」しまう。

君が何か親や教師に文句を云ったりすると、

「そんなことは大人になってから云え」なんて云われる。

これも、「分をわきまえろ」ということだ。

まったく腹が立つ。

たいていの親や教師も、「分をわきまえる」ことを学校で覚えて、

そのまま大人になって、今度は君に「分をわきまえ」させようとしているのだ。

青臭い云い方だが、そんな大人にはなりたくねえって感じだな。
 
それから、「差別意識」も学校では大変よく身につく。

特に、例の差別ババアみたいに、「ちゃんとした」定職にもつかず、

学校もロクに出ていないような人間への差別意識は、

当然、学校にいる限り自然に身につく。

学校では、進学するか定職につくかという2種類の進路しか提示されないから、

こういう差別意識になっちゃうのは当たり前といえば当たり前である。

「テキトーにブラブラ遊んで暮らす」なんてことを考えるのは

学校的価値観の中では「悪」だし、

だからそういう価値観に毒されたバカばかりのこの世の中では、

ぼくのように本当に「テキトーにブラブラ遊んで暮らし」てるような人間はウサン臭がられるのだ。

畜生、覚えていろ差別ババア。死んだら祝電送ってやる。
 

           

           

学校はファシストを育てる。差別人間を育てる。

ここ数年、ぼくは路上でギターの弾き語りをやって、

通行人がくれる「投げ銭」で生活しているのだが、

こないだ、いつものようにぼくが街で歌っていると、

小学校3,4年生ぐらいの二人組の女の子が寄ってきて、

「お兄ちゃん、仕事してないの?」と訊くので、

「これが仕事」と答えると、

「お家あるの?」と続けて訊いてきた。

「あるよ」。

女の子たち、ニヤニヤ笑いながら、「ダンボールでしょ?」。

その云い草が、明らかにいわゆる「浮浪者」とか「ホームレス」をバカにしたニュアンスだったので、

思わず「そういうのはサベツといってとっても悪いことなんだよ」とトクトクと語ってきかせてやろうか、

それともオシオキとして性的イタズラでもしてやろうかと考えたが、

それも大人げないので「大っきいダンボールだ」と答えておいた。

10歳になるかならないかで、すでに「ちゃんと働いてない人」への差別意識をしっかり身につけていて、

そして多分、たいていの場合はそのまま大人になっていくのだ。
 
ちなみに学校ではおそらく教えてくれないだろうし、

たぶんたいていの社会科教師も知らないことだろうが、

君はあの、路上にダンボールを敷いて寝ている人たちが、

普段どうやって生計を立てているか知っているか? 

ゴミ箱を漁っている? 

まあそういうこともやるし、だからといってゴミ箱漁っちゃいかんという理由もなかろうが

彼らの大半は普段、結構フツーに働いているのだ。

「日雇い労働」ってやつで、

主に建築現場とか港とかの肉体労働を一日単位で契約してやっている。

単に彼らが、必要最低限以上に働く気がないか、

それとも実際に仕事がなくて困っているかで、路上で暮らしているにすぎない。

──まあ「彼らは本当は働いているからサベツしちゃいけないんだぞ」なんて云うと

「じゃあやっぱり本当に働いていない人はサベツしていいんだ」という話になって

例のクソババアと同じになっちゃうからそんなことは云わんが、

ただ、学校にいると、レールに乗っかった人生を歩んでいない人への

漠然とした差別意識は身についちゃうもので、

つまり学校はファシストは育てるわ差別人間は育てるわで、

やっぱりロクでもないということが云いたいわけである。
 

           

           

大学まで無事に行けるのは残りカス。学校はやめるためにある。

あと、これはまあ些細なことではあるが、学校行ってる奴はとにかく云うことがつまらん。

特に大学生。ギャグはとんねるずか何かの受け売りだし

(ちなみにぼくはとんねるずも大嫌いである。笑えないことはないが、

奴らにはハッキリと「いじめっ子」の匂いがする!)、

もちろんマジメなことを喋らせてもつまらん。

何の話題でも無難で常識的なことしか云わんから、一緒にいてイライラする。

大学生は差別していい。

考えてみりゃ99パーセントの大学生は、小学校から高校まで最低12年間も学校行ってるわけだし、

あるていど以上奇抜なことを云ったりやったり考えたりする奴にとって

学校ってのは居づらい空間だから、

そういう面白い奴はその12年間のうちにどんどん学校社会からこぼれ落ちて、

大学まで無事に行けるのは残りカスばっかり、ということになる。

多少の芽は持ってた奴でも、大学という残りカス集団の中に入ってしまえば、

朱に交われば何とやらで、どんどんどんどんバカになっていく。

そういう奴を、ぼくは何十人も見ている。

大学まで行ってしまえばもうほとんど手遅れだぞ。

今のうちに学校なんかやめてしまえ。 

学校は、やめるためにある!

           

           

漠然とした将来のために学校にしがみついている家畜。

あ、そうそう。
 
もう一つ、学校をやめるのは「逃げる」ことになる、

というつまらない迷信もまだまだ根強いから、それを粉砕しておこう。
 
まず第一に、どうして「逃げる」のがいけないんだ? ということがある。

逃げたきゃどんどん逃げればよろしい。
 
それから第二に、もし「逃げる」というコトバを悪いイミで使うとすれば、

本当の意味で「逃げて」いるのは、

学校に通い続けている奴か、

きっぱり学校なんかやめちゃう奴か、どっちだ? という反論もできる。

学校やめる奴がすべて正しいとは云わないし、

はっきり云って学校やめる奴の大半はやっぱり学校行ってる奴と大差ないぐらいくだらない連中なのだが、

少なくとも君にとっては、学校に通うよりやめる方が数億倍良いことは、

これまで書いてきたことからも明らかだろう。

だって学校に通えば通うほど、アタマは悪くなるしファシストや差別人間になってしまうんだから、

できるだけ迅速にやめた方がいい。

悪いイミで「逃げて」いるのは、学校に通い続けている奴らの方なのだ。

奴らは、「漠然とした将来」へのパスポートを鼻先にブラ下げられて、

それを追いかけて一生走り続けているマヌケな家畜みたいなもんだ。

それに気づかないのはバカだし、

気づいていながらそれをやめないのは、

そのパスポートを失いたくないがゆえに学校にしがみついて、

自分のマヌケな姿を直視することから、

奴らこそが「逃げて」いるからだ。
 
「逃げるのか?」なんてバカな奴らの云うことに耳を貸す必要はない。

それは、君をリッパなファシストや差別人間に育て上げようという、

恐るべきインボーを持った悪の公然秘密結社・学校の手先による「悪魔のささやき」なのだ。

ここで屈してはすべて終わりだ。地獄に堕ちる。

           

 

           

「学校」の世界を拒絶するプライドを持て。

さて最後に、では実際に学校をやめた後、

一体どうやって暮らしていけばいいのか、ということについて書こう。
 
基本的には一人で生きる、ということだ。
 
いったん「学校」的なものに見切りをつけた以上、

大検を受けて大学へ進学しようとか、

最近増えている「高校中退者や登校拒否児を受け入れる高校」に入ろうだとか、

あるいはこれまた最近全国各地で増えている「理解あるオトナ」たちが

「学校へ行きたがらないコドモたちのために」運営している

「フリースクール」なんて名前の怪しげな学校モドキみたいなところへ通おうだとか、

そういう未練たらしいことは考えないことにしよう。

そういうのはすべて、「学校」の正体に勘づいてそこからの脱出をいったんは決行した君を

甘いコトバでたぶらかして、ふたたび君を「学校」の世界に連れ戻そうという、

これまた悪の公然秘密結社・学校の手先の中の、

特に悪知恵の働く奴らが最近になって思いついた、

巧妙な手口なのだ。引っかかってはいけない。

そんな手に乗ったのでは、何のために「いじめ」まで体験して学校をやめたのか分からない。

無間地獄に落とされて、元も子もない。

フリースクールなんかに通うくらいなら、

よっぽどあの時「いじめっ子」を2,3人道連れにして自殺した方がよかった。

とにかく、「漠然とした将来」へのパスポートなどというウサン臭いことこの上ないエサをチラつかせて、

君をふたたび「学校」の世界へ連れ戻そうという誘惑を、

断乎として拒絶するプライドだけは失うまい。

           

           

親というのはアホで理解のない方が、たくましい子供が育つ。

まず、住居を確保する必要がある。

路上で生活しようという勇気と覚悟がある人には、もちろん住居は必要ない。
 
学校にも行かず、せいぜいたまにアルバイトをして暮らすという君を

家に置いてやろうという度量の広い親を持っていたら、

まああんまり極端に頼るのもよくないが、

しばらくの間、両親の世話になってもいいだろう。
 
ただ、たいていの親はアホなので

(実はぼくは、親というのはアホで理解のない方が、たくましい子供が育つので良いと思っているが)、

君が「学校をやめて当分ブラブラします」というのを許さないだろう。
 
ぼくの場合、やはり親はまったくアホでどうしようもなかったのだが、

高校中退後、半年くらいは険悪な雰囲気のまま親元にいさせてもらった。

ぼくの両親、とくに母親の方がどのくらいアホで理解がないかというと、

たとえば「いじめ」のことも含めてぼくが何度も学校当局や、

時には県の教育委員会とも衝突した際、

常に教師たちと一緒になってぼくを非難した。

母親がぼくの側についてくれたことなどただの一度もなかった。

それどころか母親はバカ教師どもと結託して、

三重県にある超々々管理教育で悪名高い私立の全寮制高校

(脱走者やら自殺者やらが相次いで、

一時期「陸の戸塚ヨット・スクール」と呼ばれて社会問題にさえなったところだ)に転校させようとしたり、

どうもこの子はアタマがオカしいんじゃないかと精神病院にブチ込もうと云い出したりで、

とんでもなかった。

ぼくは学校でも常に緊張を強いられていたが、

家に帰ってもそれは変わらなかった。

寝てる間に絞め殺されるんじゃないかとか、

いきなり親がこっそり連絡した「陸の戸塚ヨット・スクール」の屈強な教師たちがやってきて、

家や通学路で白昼堂々、有無を云わせずラチカンキンされてしまうんじゃないかという不安に怯えていたし、

逆に、眠っている両親の顔を見て、

今、何かでコイツラのアタマを打ち砕いてしまったらどうなるだろう、

という悪魔だか天使だかの囁きを聞いたりの、

やはりシビアな毎日だった。
 

           

           

煮え切らない態度でいると、険悪な関係もそれだけ長く続く。

高校をやめてから数年たった今では、

お互いに「こいつとは一生分かり合えん」ということを何となく分かり合っている感じで

(正確には、ぼくは両親がアホすぎてぼくのような天才の思考にはアタマがついてこれないのだと思っているし、

両親の方は「キチガイに何を云っても仕方がない」とでも思っているのだろう)、

その当時に比べればかなりフッ切れたような安定した関係にある。

周囲の似たような多くの事例から考えて、

親には早い段階でガツンとカマした方が(学校やめるとか家出するとか)、

早くあきらめてもらえるようだ。

逆に煮え切らない態度でいると、険悪な関係もそれだけ長く続く、ということが云える。

ぼくはむしろ、両親がアホで理解がなかったことで、その逆境を乗り越え、

こんなに強くたくましく育っているわけで、

彼らのアタマが異常に悪かったことに感謝しているくらいである。

お父さんお母さん、バカでバカで本当にありがとう。

           

 

           

息がつまってしまう前に、「家出」しよう。

家に置いてくれないほど理解のない親だったり、

学校にも行かずブラブラしている子供を見て精神病院にブチ込もうとする親だったり(結構よくいるみたいだ)、

逆に親の方がヒステリーを起こしたりで、

家には何とか置いてもらえても息がつまりそうだ、という家庭環境の場合には、

息がつまってしまう前に、当然「家出」しかないだろう。

万が一、見つかって連れ戻されたりしても、

親の理解のない限り、何度でも「家出」を決行しよう。
 

           

           

少々身元が怪しくてもやれるバイトにつく。

問題は、どうやって食っていくか、つまり収入を得るかということと、

どうやって一人暮らしのアパートを借りるか(路上生活をヤル気がない場合)なんだよな。
 
少々身元が怪しくてもやれるバイトとなると、やはり一番は単純な肉体労働だ。

『an』でも見て、「一般軽作業員」募集の会社に雇ってもらう。

たいていの場合、このテの会社は、一回の面接だけですぐ採用してくれる。

ただし16歳未満であれば雇ってもらえないので、

もし君が15歳以下だったら、年をゴマカさなければならない。

べつに身分証明書の提示を要求されるわけではないし、

深く素性を詮索されたりもしないので、ゴマカすのは簡単である。

できれば年は18歳以上にゴマカした方がいい。

というのも、その方が日給が高いからだ。

どうしても顔が幼ければ16歳にしとけばいいだろう。

住所がまだない場合には、現実に存在するテキトーな住所を暗記しておいて、

電話はまだつけていない、とか云ってゴマカせばいい。

住み込みで働かせてくれるところも多いから、しばらくそうするのも手である。

実家から出てきたばかりで仕事を探していると云えばいい。

実家に連絡されたりすることはまずないだろう。

連絡されたら、何度でも家出を決行するまでである。

           

           

男女の作業員を募集しているところも多い。

一カ所で例えば年をゴマカしているのがバレて雇ってもらえなくなったとしても、

こういう「一般作業員」のバイトはいくらでもあるので、別の会社に行けばいい。

「肉体労働」だからといって、自分は体力ないしなどと心配する必要はない。

このテのバイトはたいてい、建築現場でのゴミ拾いとか、鉄パイプやベニヤ板を運ぶ仕事で、

そんなにムチャな体力は必要としない。

女の子でもできるし、実際、男女の作業員を募集しているところも多い。
 
面接とか、年をゴマカしたりするのがメンドくさければ、

いっそ山谷や釜ヶ崎などの「寄せ場」に行けばいい。

山谷は東京の南千住に、釜ヶ崎は大阪の西成にある。

他に、横浜の寿町とか、大きなところだけでも全国に何カ所かある。

たいていの学校じゃこんなこと教えてくれないだろうが、

これらの街はまあ云ってみれば日本のスラム街みたいなもんだと思えばいい。

路上に寝ている、いわゆる「ホームレス」は大きな都市ならどこにでも多少はいるが、

そういう人が何千人だか何万人だか住んでいる地域である。

地域の中に何カ所か、朝早く(4時とか5時とか)並んでいれば

「手配師」と呼ばれる建設業者の使いの者が軽トラやバンでやってきて、

その日の仕事を世話してくれるという場所がある。

募集人数が多かったり少なかったり、

ワリのいい仕事だったりワリの合わない仕事だったりするし、

募集が少なくて仕事にありつけなかったりもする(「アブれる」という)が、

これならその場で即決採用だ。

いちいち素性など訊かれない。

しばらく金が貯まるまで路上で生活してもいいし、

地域内には一泊2,3千円の簡易ホテルもいっぱい建っている。

日当が1万2,3千円だから、簡易ホテル住まいでもいい。

女の子には山谷や釜ヶ崎の仕事は向かないかもしれないが

(「寄せ場はコワい」などと書くとサベツだと糾弾されかねないが、

実際問題として「フツーの場所」ではないし、

手配師の中にはヤクザもかなり混じってるから、

よっぽどしっかりしてる人じゃないと気軽に「大丈夫」とは云えない)、

ま、自分は大丈夫だという自信のある人や、

どうせなら何でも体験するんだというチャレンジ精神あふれる人は、行けばいいと思う。

実際、寄せ場で生活している女の人も結構いる。
 
しかし女の子なら、それこそブルセラ・ショップにパンツ売ったり、

あるいは売春やって金を貯めてもいいと思う。

ぼくは差別が嫌いなので、売買春が「悪」だとはこれっぽっちも思わない。

ぼくが今、女子高生だったら、少なくともパンツは売るけどなあ。

           

           

君が何か「芸」を持っていたら、それをカネにしたらいい。

 ──とかなんとか、学校やめたりしたら途端に路頭に迷って人生転落の一途、

みたいなイメージそのまんまの生活法ばかり書いてしまったが、

もっとラクして収入を得る方法はある。

ここまでの話は、根性があれば何でもやれるという例だ。

ぼくは根性ない方だし、寄せ場で仕事を求めたことも全部で10回ぐらいしかない。 

君が何か「芸」を持っていたら、それをカネにしたらいい。
 
ギターなんか弾ければ一番いい。
 
路上弾き語りだ。

自分で作った歌でもいいし、ビートルズやら今流行の歌やら、他人の歌をやってもいい。
 
いい場所さえ見つければ、これが一番ラクな商売だ。

いい場所とは、大都市(まあせめて県庁所在地クラスだな)の盛り場

つまり酔っ払いのサラリーマンとかの多い場所で、

ヤクザや警察があまりうるさくない所。

そういう場所を見つけて、夜3,4時間も大声張り上げて弾き語りすれば、

最低でも3,4千円、日によっては万単位の収入がある。

ぼくの収入源の9割も、現在これだ。

収入を上げようと思ったら、ビートルズだとか吉田拓郎、井上陽水など、

40,50歳くらいのオヤジが喜びそうな曲をレパートリーにすればいい。

ぼくは陽水・拓郎を「オヤジ・ホイホイ」と呼んでいる。

長渕も儲かるが、くれぐれも歌って悦に入らぬよう。

せいぜいファンを装うか、金のためだと割り切って、詐欺みたいなもんだと思ってやるように。

これだけは重ね重ね云っておくが、長渕はよくない。
 

           

           

芸は磨けるし金は入るし友達はできる。

伴奏の機械があれば、サックスやフルートの演奏でもいい。

これはすごく儲かる。バイオリンとかもカッコいいだろうなあ。
 
楽器できないよ、なんて人も心配ない。今すぐギターの練習を始めよ。

2ケ月もやれば、充分路上ライブで食っていける。

酔っ払いどもは、たいてい楽器の上手い下手など分かりもしない素人だ。

声張り上げて、いかにも「頑張ってます」ってなポーズを見せれば、客はダマされてくれる。

ぼくはもう路上ライブ歴も長いし、その間にレパートリーも五百曲ぐらいになってるから、

別に客をダマしてるわけじゃないが、

福岡の街頭ライブ仲間の明石君は、

ギターを始めて1ケ月ぐらいだというのに、勇敢にも路上に立ち始めた。

それでも週末など1万円以上稼ぐこともある。

彼のギターがどれほど下手であるか、言葉で説明できないのがもどかしいぐらいである。

あえて言葉で説明するなら、普通ギターはジャカジャカ弾くものだが、彼のギターはバコバコである。

とりあえず誰でも知っているような曲を10曲ばかり覚えてグルグル繰り返していれば何とかなる。

路上で練習してるんだ、ぐらいの気持ちでやればいい。

そのうち上手くもなるし、声量もアップするし、レパートリーも増える。

もちろん、続けていれば路上で友達もできる。

芸は磨けるし金は入るし友達はできるし、いいことずくめだ。

「世の中甘い」と思える。

不安も消える。
 
ただ、路上で歌ってイヤな目にもたまに遭う。

しつこくからんでくる酔っ払いとか、

リクエストした曲ができないだけで怒りだしたり罵倒して去って行ったり、

長々と説教垂れたりするバカ客もいっぱいいる

(一番タチの悪いのは「昔オレも音楽やってた」挫折組)。

場数を踏めばそのテのバカ客をあしらうコツも得られるし、度胸もつく。

まあ世の中、基本的には甘いが時々キビしいということだ。
 

           

           

女の子だともっといい。

女の子が路上ライブをやれば、男の数倍儲かる。

女の子なら、どんなに下手クソでも必ず儲かる。

云うまでもないがこれは「若い女の子」がやるからであって、

金を入れていく客の9割は演奏なんか聴いちゃいない。

女は外見だけでいいという

(この場合かならずしも「かわいい」外見である必要はない。単に若きゃいい)女性サベツの裏返しである。

女はなかなか実力で判断してもらえないのである。

まあ、こういうアホらしい風潮は逆手にとって利用し、どんどん儲ければよろしい。

ただし、路上ライブで儲かるからといって

(あるいは「上手い」とホメられるからといって)、

自分に実力がある、才能があるなどと思い上がってはいけない。

たまーにこういうカンチガイの女ストリート・ミュージシャンがいて

醜悪きわまりないので口を酸っぱくして云っておくが、

(もちろん本当に実力や才能がある場合もあろうが)

女の子が路上ライブで食っていく場合、

それはほとんど「音楽」で食っているのではなく、

売春をやってるのに近いんだと自覚すべきである。

その証拠に、実際やってみれば、手を握られたり、

少々体を触られたりということは頻繁にあるだろう。

まあ、そんなに危険な目に遭うわけでもないし、

もちろん売春はいけないことではないから、どんどん路上ライブをやればよろしい。
 
あ、いいことを思いついた。
 

           

           

路上ライブ乞食計画。

理解のない親を持ち、家出せざるをえない不運な君は、

まず家出決行前にひと月でいいから一心不乱にギターの練習をせよ。

「いじめっ子」に金を取られたと思えば、

1万円前後のオンボロ・ギターなんて安いもんだ(リサイクル・ショップに行けばもっと安い)。

で、東京なり大阪なり名古屋なり福岡なり札幌なり(札幌が一番儲かります。東京は結構ダメです)

へギターを持って家出決行。

地元だと知り合いに見つかって家出に失敗する可能性もあるので、

できるだけ遠くの大都市へ出る。

儲かりそうな場所を探して、夜は路上ライブ、

昼はギターを抱えて公園のベンチや、

冬なら地下街の休憩所みたいなところ、

あるいは儲けの一部で映画館にでも入って寝る。

できるだけ、いかにもミュージシャンです、みたいなカッコしてれば、

若いからといって補導されたりしない。
 
風呂は銭湯に行けばいいし、洗濯はコインランドリーだ。
 
毎晩路上ライブを続けていれば、そのうち友達もできる。

君に住む場所がないことを知れば、泊めてくれる奴もそのうち出てくるだろう。

また、大きな都市にはたいてい他にもストリート・ミュージシャンは大勢いるだろうから、

そいつらに話しかけたりして仲良くなればいい。

ずっと泊まっていいという親切な人もいるだろうし、

友達が多くできれば、1,2泊ずつ泊まり歩いて暮らせばいい。
 
ぼくの6年間の街頭ライブ経験からして、

友達が多くできれば、そういう生活は可能だと思う。

ほぼこれに近いことを、旅先なんかで今でも時々やってもいる。
 

           

           

路上でやれることはいくらでもある。

また、絵のうまい人は路上で似顔絵描きをやってもいいし、

パントマイムや手品のできる人ならかなりの収入を得られると思う。

アクセサリーを自分で作って、路上に風呂敷ひろげて売ってる人も多い。
 
とにかく、ヤル気と、少々の行動力さえあれば、どうにでも道は開ける。
 
ぼくの友人の例をいくつか挙げよう。
 
まず、家出して路上ミュージシャンの家に1,2ケ月ずつ転々と居候を続けていた友人がいる。

彼自身もギター弾きだった。
 
やはりギター弾きで、同棲していた彼女の家を追い出されて以来、

自転車(しかもママチャリ)の荷台にギターと生活道具をくくりつけて、

全国各地を旅している友人がいる。彼はテントも持っていた。
 

           

           

一軒家を借りて共同生活。

これはギター弾きではないが、やはり家出同然にそれぞれ全国各地から出てきた4人が知り合って、

埼玉で家賃9万円のでっかい一軒家を借りて共同生活をしていた。

部屋を借りる場合には、たいてい親を保証人にしなければならないので、

家出などするとなかなか部屋を借りられなくて困るが、

共同生活してくれる友達を何人か作れば、

そのうち誰か一人の親に保証人になってもらえばいいから問題は解決する。

そのためには、家出してからはものおじせずに大胆に行動して

新しい友人をどんどん増やしていくことだ。

どうせ昨日までの君のことなどまったく知らない人たちばかりの街へ一人で出るのだ。

堂々とやればいい。

昨日までの自分とは違う自分になるのだ。
 

で、そのぼくの友人4名の共同生活だが、

食費も家賃もワリカンだから、一人が月に一週間も日雇いのバイトをやれば、

あとはブラブラと遊んで暮らせるのだ。

もちろん金のかかる遊び(クラブとかカラオケとか飲み屋とか)をするならもっと働かなきゃいけないが、

ボーッとしたり本を読んだりCD聴いたりみんなでダベったりする時間には事欠かない。

やたらと広い一軒家で、周囲は農地だったから、

たまーに他の友達を大勢呼んでパーティをやったり、

大音量でCDかけて踊り狂ったり、

みんなでミニコミ作ったりで、

まあ毎日キャンプみたいなものだった。
 
それにぼくたちは「ヒッチハイク」という交通手段を開発していた。

やり方は別に書いておくからマネしてほしい。

ヒッチハイクのやり方さえ覚えれば、日本中どこへでも(もちろん島は除く)

タダで旅行できる。

いっそ家出する時もヒッチハイク!

           

           

「学校やめて自力で暮らす」。これだけの決心をすればいいのだ。

 ──とまあ、こんな感じかな。
 
ぼくは高校をやめて親元を離れ、一人暮らしを始めてからもう6年になるけど、

ヒッチハイクと

路上ライブと

プラス多少の(謙遜。ほんとは天才的な)文章力という武器があったために

(というより、ぼくの場合、これらを誰に教わったわけでもなく、

自分で開発したのだからその偉大さも想像できようというものだが)、

今でも楽しく遊んで暮らしている。

マジメにバイトなんかしたのは、この6年間で全部合計しても2ケ月にもならない。

もう2年、フツーのバイトをしていない。
 
何度も云うようだが、少々の決心というか、

思い切りのよさがあれば、

今すぐ学校をやめ、

「いじめ地獄」からすっかり解放されて、

まったく新しい別の世界で新しい人生を開始することができる。

大事なのは、今の生活はもうイヤなんだという気持ちだ。
 
「学校やめて自力で暮らす」。
 
これだけの決心をすればいいのだ。

           

           

本当は世の中、かなり甘い。

「いじめ」に耐えてこの後何ケ月も何年も過ごすよりはずっとラクで楽しく、

君をいじめているつまらないフツーのアホな連中なんかのムダで薄っぺらな一生とは全然違う、

密度の濃い人生を送ることができる。

君のアタマの中にある、つまらない常識をいったん全部捨てることだ。

自殺する決意よりずっと簡単な決意だ。

ただ君があまりにも長いこと学校にいすぎたために、

君の発想が貧困になって(はっきり云ってこれは学校制度のせいであって、君が悪いわけではない。

学校制度は人間の想像力を貧困にする。

学校をやめることは、自分でその奪われた想像力を取り戻す旅に出ることだ)、

もう絶対「いじめ」はイヤだと思えばすぐにでも新しい世界を開くことができるこれらの方法、

自分の力で生きる方法を考えもつかなかっただけだ。

今、君は「いじめ地獄」を抜け出す確実な方法を知った。

本当に「いじめ」が辛ければ、あとはこれらを実行に移すだけだ。
 
ぼくも学校に通っている間、ずっとダマされ続けてきた。

学校では、「世の中キビしい」と教えられた。そう思いこまされてきた。

だから、どんなに学校生活がイヤでも、なかなか学校をやめる決心がつかなかった。

それで、自主退学を決意するまで、

何度も何度も転校を繰り返して、

なんとか学校にしがみついていようとあがいた。
 
しかし、実際に学校をやめて6年以上を経た今、自信を持って君に云える。
 
本当は世の中、かなり甘い。
 
生きていこうと思えば、どんなことをやっても生きていける。

           

           

君が走らされているレールを、どこかで自分の意志で踏み外せ。

そのへんのフツーの奴らをテキトーにダマしておこぼれを頂戴して、ノホホンと遊んで暮らせる。

人生なんとかなる。

「取り返しのつかないこと」なんて、そう滅多にあるもんじゃない。
 
本当はこの文章は、「いじめ」を抜け出すことを第一の目的としたものではなく、

君が自由に生き始めるための文章である。

自由に生きるためには、

「漠然とした将来」を目の前にブラ下げられてそれを追って走り続ける生き方を、

どこかでやめる必要がある。

君が走らされているレールを、どこかで自分の意志で踏み外してやる必要がある。

「いじめ」は耐えがたい。

耐えがたいものに耐える必要はない。

これ以上、「いじめ」に耐えるのがイヤなら、今がチャンスだ。

レールを踏み外せ! 

それが怖ければ黙ってもうしばらくの間、「いじめ」に耐えろ、あるいは、自殺してしまえ!

           

           

キャンプ派の人間を増やして、キャンプ地帯を拡大するという革命運動。

以上で、ぼくの君へのメッセージは終わりだ。
 
最後に、ぼくが現在やっていることを簡単に紹介しておこう。
 
ぼくは福岡にアパートを借りて、革命運動をやっている。
 
革命などと聞くと、なんだかブッソウなものを想像する人が多いだろうが、

もし君もそうだとすれば、それは君の想像力の貧困だ。
 
ぼくの理想は、遊んで暮らすことだ。

キャンプみたいな生活が、ずっと続くことだ。

ところがそれを邪魔しようとするつまらない連中がいっぱいいる。

そういう連中と闘争しつつ、キャンプの仲間を増やすこと。
 
世の中ってのは、キャンプを続けようとする人間と、

それを潰そうとする人間との戦いの場だ。

キャンプ派の人間は、現在、圧倒的に少ない。

学校制度がうまく機能して、人々の想像力が貧困になっているからだ。

キャンプ派の人間をできるだけ増やして、キャンプ地帯をできるだけ拡大すること。

それがぼくの考える革命運動だ。
 
この文章の中では、ちょっと「キャンプ生活」を楽しく描きすぎたかなっていう反省はある。

実際には、キャンプ生活は、

世間のつまらない連中との圧力と、常に戦いながらでないと維持できない。
 
君たちの中に、自分も福岡に行って、戦うキャンプ生活に参加したいという人がいれば、ぜひ連絡してほしい。
 
路上ライブでもバイトでもやって稼ぎ、

家賃や光熱費や活動費をワリカンで払い、

自分の使った分の電話代なんかもちゃんと払えるという約束ができ、

なおかつ革命運動にも積極的に参加するというなら、

しばらくのあいだ泊めてやる

(「家出」なんだから親とか、親に連絡しそうな友達とかに、ぼくのところへ来るなどと漏らすなよ。

アホな親たちの相手すんのはほんとメンドくさいんだから)。

金が貯まればちゃんと自分で部屋を借りるんだぞ。

あくまでもそれまで一時的に泊めてやるだけだからな。 

ちなみに具体的にどんな革命的活動をやっているのかについては、

過去(92年時点まで)についてはぼくのこれまでの著作を読むとか、

ここ最近については五百円(コピー代・郵送代)添えて

資料請求すれば送ってやるからその旨書いて連絡するのだ。

実際にぼくらの活動に参加するかどうかは、

それらを読んだ上で決めればいい。

それまでにしっかりギターの練習を積んでおきたまえ。

いじめられたらチャンス
http://www.warewaredan.com/h20-chance.html


           

           

無分別を考えると路上ライブを楽しむことが出来る。

尊敬されるのはいいけど

軽蔑されるのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

こう考えると怖気づいてたのが踏み出せます。

           

仲良くしてるのはいいけど

争うのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

こう考えると怖気づいてたのが踏み出せます。

           

脱力はいいけど

力使うのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

こう考えると身体使うことに積極的になります。

           

平和はいいけど

迫害されるのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

賞賛されるのはいいけど

批判や失望されるのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

こう考えるとリングに上がるのやステージに立つのが楽しくなります。

           

人の目に触れないのはいいけど

人の目に触れるのは嫌ってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

歓迎されるのはいいけど

排除されるのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

みんなが幸せになるのはいいけど

自分だけみんなと一緒じゃないのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

生まれるのはいいけど

死ぬのは嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

宇宙の誕生はいいけど

宇宙の消滅は嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

マイノリティや

アブノーマルが嫌だってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

上手くいかないのと

上手くいくのを

こっちがいい

あっちは嫌だっていうのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

飢えと寒さで公園のベンチで死ぬのと

家族や仲間に看取られて

みんなの気持ちを感じながら死ぬのと

あっちは嫌だ

こっちがいいっていうのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。

           

暴力ふるって、ああしろこうしろ言ってくる

親は嫌で

優しくて、ああしろこうしろ言わない

親はいいってのは

差別だと思います。

あっちもよし。こっちもよし。

ってのが自由だと思います。
http://www.uuooy.xyz/kitui/2019/08/31/mubunbetu-2/


           

この辺りの情報については、下記記事も参照ください。

           

稼ぐ方法は路上にある。#路上ライブ
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2019/09/01/rozyouraibu/

           

路上ライブは人類を救う仕事です。 #路上ライブ
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2019/09/04/rozyouraibu-2/

           

現在進行形の路上ライブ実践記。 #路上ライブ
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2019/09/07/zissenki/

           

いじめに立ち向かう。やられたらやり返せ。
でないとどんどんエスカレートする。 #いじめ
↓ ↓ ↓
http://kkeeii.link/douga/2019/08/25/izinenitatimukau/

           

「イジメの時間」レビュー。いじめに立ち向かう。
戦略としての引きこもりで脳に成功回路を作る。
「道連れにする」という目標で覚悟を手に入れる。 #感想
↓ ↓ ↓
http://uuooy.xyz/kaku/2019/08/25/izimenozikan-2/

           

ひきこもり、非行、家庭内暴力、いじめ解決の、“あるコツ”
↓↓↓ ココから ↓↓↓
登録ページ https://canyon-ex.jp/fx19669/HbxlBu

解除ページ https://canyon-ex.jp/fx19669/aixv2j

           

お金持ちになる方法と
いじめに立ち向かう方法と
生き方、見方、頭の使い方。 #遺言
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2019/08/29/2719/

           

いじめ編

いじめに立ち向かう。やられたらやり返せ。
でないとどんどんエスカレートする。 #いじめ
↓ ↓ ↓
http://kkeeii.link/douga/2019/08/25/izinenitatimukau/

           

「イジメの時間」レビュー。いじめに立ち向かう。
戦略としての引きこもりで脳に成功回路を作る。
「道連れにする」という目標で覚悟を手に入れる。 #感想
↓ ↓ ↓
http://uuooy.xyz/kaku/2019/08/25/izimenozikan-2/

           

「いじめられたらチャンス」コピペ記事。路上ライブ乞食をやれ!
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2019/07/31/izimetyansu/

           

無分別を考えるとそれを楽しむことが出来る。
思い込みに気づくことは身体を慣らすことに繋がっています。
心を解き放つのはこう考えるだけで可能です。 #無分別
↓ ↓ ↓
http://www.uuooy.xyz/kitui/2019/08/31/mubunbetu-2/

           

漫画編

「ヒメゴト~十九歳の制服~」レビュー。思春期症候群のような生と性の症状。
社会学的にも、娯楽としての漫画としても素晴らしい作品です。 #症状
↓ ↓ ↓
http://uuooy.xyz/kaku/2019/08/29/himegoto-2/

           

お金編

お金持ちになる方法をタダで知りたい人はどうぞ御覧ください。
外に出て働けない人。副収入が欲しい人。どうぞ利用してください。 #収入
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/08/28/okanamotininaruhouhou/

           

引きこもりだけど短時間の仕事から慣らしていきたい。
引きこもりニートの社会復帰。 #引きこもり
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/08/25/hikikomori/

           

気楽に働くとは日雇いの派遣のこと。 #派遣
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2018/04/02/haken/

           

インターネットを使って金銭を恵んでもらって生活させてください。
クラウドファンデイングアフィリエイト(乞食アフィリ)の手順。 #ネット乞食
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/07/01/kouken/

           

クラウドファンデイングアフィリエイトページ
本日ぜひあなたに商品を購入して 支援していただきたい人(実は自分です)。
「ひざが痛くて働けない。61歳」です。  #クラウドファンデイングアフィリエイト
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/07/03/pe-zi-2/

           

きっと誰かの役に立つメルマガとレポート。
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/08/29/merumagarepo-to/

           

情報商材のランディングページ見てしまうと
「やらないで後悔したくない」と手を出しては
うまくいかないを繰り返してました。 #懺悔
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2019/07/01/zange/

           

インスタグラムで見るいろんな現場のいろんな仕事。
↓ ↓ ↓
http://www.ka2.link/taiken/2018/08/20/genba/


           

あなただから思いつける、世界を救うアイデア募集
↓ ↓ ↓
https://nipponfoundation-billion.jp/

           

以上
「いじめられたらチャンス」コピペ記事。路上ライブ乞食をやれ!
でした。

           


           

           

もっと下にコメントするところがあります。

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ひきこもりの原因は?きっかけは?対策は?どうしたら脱出できる? http://nbbbi.link/jungle/1429/ http://nbbbi.link/jungle/1429/#respond Tue, 08 May 2018 04:01:51 +0000 http://nbbbi.link/jungle/?p=1429 続きを読む »]]>

なぜひきこもりになったのか

皆さんの多くが、
お子さんがなぜひきこもりになったのか
分からない
特に何をした覚えもないと、おっしゃいます。

じつは、そのとおりなのです

実際にひきこもりが起こってしまう場合は、
本人の独特の性格が、ひきこもりの第一原因となります

ひきこもりになってしまう子は
もともと特別な子なのです。

それは、本人がもともと
引きこもりやすい性格を持って生れて来ているからです

その為、親御さんが普通に接していても、
ひきこもりが起こってしまうのです。
↓ ↓ ↓

ひきこもりの原因は?きっかけは?対策は?どうしたら脱出できる?

           

           

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ひきこもりやすい性格とは、どんなものなんでしょうか?

↓ ↓ ↓

ひきこもり家庭に共通する事があります。

↓ ↓ ↓

市内ひきこもり推計40歳以上で1万2千人

↓ ↓ ↓

ハローワーク 引きこもり 支援

           

           

           

ひきこもりの原因は?きっかけは?対策は?どうしたら脱出できる?

           

           

           

ひきこもりやすい性格とは、どんなものなんでしょうか?

みなさんに
「お子さんはどんな子でしたか?」と尋ねると

答えは決まって
「おとなしくて言う事を聞く、やさしくて、よい子です」と答えます。

では、「それ以前はどんな子でしたか?」と尋ねると
あまり覚えている方はおられないようです

幼少期のお子さんは、
甘えたがりの、いつも親にまとわりつく、すねやすい、
人一倍手のかかる子供だったと思います。
それが、ひきこもりやすい子の行動です。

その理由は、生まれつき不安感が強く生まれて来ていますので、
生きるためにその不安を埋めなければなりません。

その為、その不安を埋めるために親にまとわりつき、
親から愛情を受ける事で不安を埋めようとしているのです。

それは一言で言うと
「普通の人の何倍も愛情を求める」という事です。

ですから、本人にとっては
「親から嫌われる事」はとても怖い事なんです。

例えば、幼いころに親にかまってもらいたくて
常に親にまとわりついたりする事がよくあります。

通常であれば、「我慢してね」と言えば分ってくれますが
ひきこもりになりやすい子は、まとわりつく度合いが普通ではありません。他人の何倍もまとわりつこうとします。

我慢できないほど不安なのです。

ほとんどの親御さんは、この事を知りませんので
家事や用事などの忙しさのあまり
怒ったり、叱ったりする事が多くなります。

また、他の子に比べて異常に感じてしまうので
普通の子にしようと
わざと冷たく突き放す事があったかもしれません。

そうすると本人は、
その場では、泣いてすねますが、何度も繰り返すうちに
やがておとなしくなり、次第に

「おとなしくて言う事を聞く、やさしくて、よい子」
(親にとって都合のよい子)になります。

ですがそれは、聞き分けの良い、いい子なのではなく、

「親から嫌われたくない」と言う強迫観念から
ものすごく我慢して、親の顔色を伺っているのです。

ここがポイント↓
このように、ひきこもりになる子は、
もともとの性格に加えて、
幼いころから自分を押し殺して、
ストレスをためこんでいて、
すでに精神的に不安定な状態なのです。

その不安定な精神状態は、
「ささいな事を大きく受け止める。」
「常に自信がない。」
「おどおどしている。」
「物事を悪い方に考える。」
「生真面目で余裕がない。」
「目の前の事しか目に入らない。」
「ゆとりがない」
「人の話をきちんと聞けない」と言った性格で現れます。

いわゆるネガティブ思考なのです。
すねやすく、ちょっとした事でいじけたり
人の何倍もショックを受けてしまうのです。

その為、普通に子育てしていても

本人の勝手な思い込みから、
誰も気にも留めないささいな事(大人にとっては、ごく普通の事)でひきこもりになります。

ですから、
親からすると(特に普通に育てたつもりなのに)
なぜひきこもりになったのか分からないのです。

ひきこもりの第一原因は、本人の性格ですが

この「本人のひきこもりやすい性格」
だけでは、ひきこもりは起こりません。
もし、それだけが原因だとしたら
本人は生まれた途端ひきこもっているはずです。

そこには、ひきこもりを誘発する環境の存在があります。
その代表が、「子育て」です。 

ここまで、本人の性格について
それがひきこもりの第一原因だとお伝えしましたが
第一があれば、第二原因もあります。

それは、
本人が家庭内の子育ての中で、ある影響を受けていて

その為、本来の不安定な精神状態に加えて
「自分に自信を持てなくなっている」という事です。

           

           

           

ひきこもり家庭に共通する事があります。

それは、みなさんの多くが

*地位や職業において、立派な人、指導的立場にある人。
*世間的に比較的成功している人。
*今まで何事も無難にこなしてきた人。

つまり自信のある人だと言う事です。

その為、
子育ての中でどうしても行ってしまう過ちがあります。

それは、
「自分と同じように育ってほしい」「自分のように、強く立派に育ってほしい」と言う強い思いから

ここがポイント↓
いつの間にか「本人の個性を伸ばす事」より

「自分と同じ事をする事」「自分の理想的な人になる事」を、強要してしまう事です。

みなさんには、覚えがありませんか?

本人は親御さんと違い
ひきこもりやすい性格で生まれていますので
親御さんの子供の頃のように
何事も器用にこなす事が出来ません。

ですが、子供に対する期待から
「自分と同じ考え方や、行動をしない」からと

叱ったり

「自分が子供の頃に出来た事は、出来て当然だ!」と
考えてしまい

本人が出来ない事を「なぜ出来ないのこんな事が!」
と怒ったりしてしまいます。

これは、言いかえると丸い穴に四角いクイを打ち込んでいるようなもので、これが本人には苦痛なのです。

それがたび重なると、
本人は、自分らしい行動、考え方を表面に出す事が出来ません。本人にとっては自由ではないのです。

また、
「親と同じ考え方、行動」を
ひきこもりやすい性格の子が自発的にできるわけがなく

何かをしようとするたびに、親に怒られるので

何をどうしていいか判らず
何に対しても自信を失うのです。

ひきこもりの子は、このようにして
子育ての中でさらに自信を失っているのです

そして、「何をやっても上手くいかない自分には、価値がない」と勝手に思い込み、生きる気力をなくして行きます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひきこもりの中で
特に理由(きっかけ)の見当たらないひきこもりは
すでにこの時点から始まっています。

ひきこもり本人は、
自分がひきこもりやすい性格だと言う自覚がありませんし、自信を失うような環境下にある事も子供心にはわかりません。

その為、このような状況が続くうちに「いつの間にか力が入らなくなり、自分ではどうする事も出来ずにひきこもった」と言います。

特に幼少の頃に始まるひきこもりは
子育ての中での自信の喪失が理由と言えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、子育てや、本人の性格が
いつの間にか本人に
慢性的に不安定な精神状態を引き起こします。

それらは、落ち着きがない、おどおどした態度
いつも表情が暗い等の態度に現れます。

ひきこもり前のお子さんに
そのような雰囲気がありませんでしたか?

それが、学校や日常生活で失敗を繰り返したり
学校での人間関係をぎくしゃくさせたり
孤立、孤独などの原因になります。

やがて、全てが上手くいかなくなってしまいます。

そうなっても、恥ずかしさから親に相談出来ずに
全てを我慢し続けて、さらに精神状態を不安定にさせます

結果的に、試験、受験の失敗や、対人恐怖症、いじめなどの出来事を招いてしまいます。

本人は、この現実から身を守るために
「引きこもる」と言う選択を行わざるを得なくなります
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

実は、この子育ての間違いは
どの家庭でもあります。

ですから
あまり御自分を責める必要はありません。

それは、本人の性格によるところが大きいからです。

多くの子供達は、
親に反抗する事で自我を確立して行きます。(反抗期)

また、親の方もあきらめる事で子供の自由を認めるようになります。

子供には自立心が芽生えて、ひきこもりは回避されます

ですが、ひきこもりやすい性格の子は
親にすがりたい思いが強く、反抗が出来ないのです。
全てを自分の中にしまってしまいます。

ひきこもりの本人は、ひきこもりになるまでは
激しく甘えたり、要求する事はあっても
親に反抗をした事がないはずです。

思い出してみてください。
引用元⇒ひきこもりの第一原因

           

           

           

市内ひきこもり推計40歳以上で1万2千人

神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

 横浜市はこのほど昨年、40〜64歳を対象とした「市民生活実態調査」を初めて実施し、
このほど集計結果を発表した。

この世代でひきこもり状態にある市民が推計1万2000人いることが分かり、
市は今後、内閣府調査なども分析して対策を検討する。

 ひきこもりとは、ほとんど家から出ない状態が6カ月以上経過し、
病気や介護・育児を理由にしない人を指す。

近年ひきこもりの長期化や高齢化に対する社会的関心が高まっていたため、
市は今回40〜64歳を対象に調査を実施した。

 調査の結果、同年代約131万1000人中、
約1万2000人がひきこもり状態にあることが推計され、
ひきこもりの「高年齢化」が浮き彫りとなった。

 市の担当者は「これまで若者の問題とされてきたが、
中高年も該当することが分かった」と話し、

主な要因を「企業の雇用形態の変化や、
仕事のスピードが求められるようになったことなど様々なことが考えられる」と分析する。

 調査によると、ひきこもり状態になったきっかけとして最も多かったのが
「人間関係がうまくいかなかった」。
ひきこもりの期間は「10年以上〜20年未満」と回答した人が最多だった。

 横浜市は中高年の支援について、
各区役所に高齢・障害支援、生活困窮者自立支援、
就労準備支援などの相談窓口を設置しているが、

今回の調査の結果を受け、市担当者は「内閣府実施調査の結果などを考慮し、
市としてのどのような対策ができるのかを検討したい」と話している。

子ども・若者は7000人増

 一方で、15〜39歳を対象とした
「横浜市子ども・若者実態調査」を2012年度以来2度目の実施。

ここでは前回調査のから約7000人増の
約1万5000人がひきこもりと推計する結果となった。
引用元⇒40歳以上で1万2千人

最近は40過ぎても親からお小遣いをもらう「高齢ニート」「年金パラサイト」が増加中

フジテレビの朝の情報番組「ノンストップ」の報道によりますと
40歳を過ぎても親からお小遣いをもらい続ける
「高齢ニート」「年金パラサイト」が増加中とのことだ。

厚生労働省の調べによりますと13年度ではなんと
44万人ものニート(非労働者)がいるとのこと。

具体的な生活は毎月3万円もの小遣いを親からもらい、
パチンコやゲームなどに費やすのだという。
其れに関して父親も母親も何も言わないという。

           

           

           

―高齢ニートとは

40歳を過ぎても働かずに家でゴロゴロとして、
親から小遣いをもらう子供たち。

レンタルビデオやゲームなどの娯楽のための小遣いをもらったり、
しまいには消費者金融からお金を借りるという始末。

さらに多額の請求が来たとしても親が肩代わりをするのだという。
それに対し親は全く何も言わないのだという。
スタジオでは「信じられない・なぜ親は何も言わないのか」という声がとんでいた。

更に親は年金などを切り崩し、子供のためにお金を渡すという「年金パラサイト」も。
リストラなどを受けた子供たちのために親は何処まで対応すればよいのか。

―ネットの反応

・ 親が子離れできないっていえるけど、我が家本当そう。

・ 確かに甘やかしすぎ。

・ 親から取ったお金で趣味とか…。 恐ろしい時代だぁ

・ 遊びでさえも負け続けるのがダメだな。笑ノンストップ

・ 年齢的にも社会復帰は厳しいと思う…誰の責任なんだろう。

・ 本当に親も親。でも叩きだしてお金欲しさに犯罪でも起こしたらって考えたらこわい

・ 親が倒れて働けなくなったらどうするんだろう

・ 子供を持つ親として色々考えさせられるなぁ

・ 働かなきゃ、普通お金は入らんよ。
引用元⇒最近は40過ぎても親からお小遣いをもらう「高齢ニート」「年金パラサイト」が増加中

           

           

           

ハローワーク 引きこもり 支援

NPO法人 ひきこもりハローワーク
設立趣旨
 現在、不登校又は職場での挫折が原因で自宅や自室等にひきこもり、
長期間にわたり家族や地域社会との交流ができなくなってしまっている青少年が
増加している事は大きな社会的な問題となっています。

 私たちはひきこもり等の悩みを持つ青少年に対して、
企業サイドからの視点で自立と社会参加を促進できるような取り組みを行いたいと考え、
企業よる有志が集まり「NPO法人ひきこもりハローワーク」を設立することとなりました。

活動内容
1 自宅から出ることができない青少年に対して、居宅訪問や訪問相談を行います。

2 良好な人間関係やビジネスマナー等を身につける、各種講座や共同生活体験等を行います。

3 具体的な就労先の紹介や就労体験を行います。

4 他団体や他の機関等の情報提供を行います。

           

           

           

活動状況
NPO法人ひきこもりハローワーク会員 由紀 22才 女子

NPO法人ひきこもりハローワーク 一同様

NPO法人ひきこもりハローワークみなさん、
今回のモンゴルの活動に参加させて頂きありがとうございました。

本山さんからモンゴルのセレンゲで自分を試してみないかと話しを聞いた時、
期待と不安が押し寄せ涙が止まらずしばらく本山さんと顔も合うことも出来ませんでした。・・・・・

両親にはチャンスかもしれなよと言われ
本山さんには今の自分で良ければこのまま変わらぬ生活をすればいいと言われ
どうする事も出来ないまま両親と本山さんの言葉を信じモンゴルでの活動に参加しました。

モンゴルでの生活は意外にシンプルで見る物聞くものが新鮮で案外早く慣れました。
日本では24時間お店や自動販売機等で飲み物・食べ物が手に入りますが、
私が暮らしたセレンゲでは夜7時を過ぎると人も歩いて無く早寝・早起きが習慣になりました。

昼間は農作業の手伝いをし慣れるまで足腰が痛くなり
現地スタッフの皆さんに心配をお掛けしましたが、何とか乗り切ることができました。

モンゴルでの生活にも慣れて来たそんなある日
今までの私の生活を思い出し大学を卒業後4年間のOL時代に
上司からの裏切り・同僚からの批判言い返す事もできずに
会社には辞表も渡さないまま辞め、

私は3年半一人で悩み苦しみ悶々とした生活をしてきました。
たまたまネットで知ったNPO法人ひきこもりハローワークと連絡をとり
本山さんの説得で今回約2ヶ月間モンゴルでの生活をさせて頂き・・・・・・。

今まで一人で悩んでいた事が小さな問題だと分かり
クヨクヨしていた私が小さく見え日本に帰る時は自分なりに大きく成長した事に気付きました。

スタッフ皆さんにもいろいろとご迷惑と心配をおかけし申し訳ございませんでした。

モンゴルでのスタッフ皆さんには感謝の気持ちで、言葉で伝えきれません。

2013/11/05

(子供たちに書いて頂いた文章に関し、個人名・団体名は省略してあります。ご了承ください。)

NPO法人ひきこもりハローワーク会員 真奈美 26才女子

           

           

           

ハローワーク一同様
NPO法人ひきこもりハローワーク皆さん
セレンゲ、モンゴル国での素晴らしい居場所を提供してくださりありがとうございました。

セレンゲはロシア国境に程近い街で主に農業が盛んな街です。
作物は小麦が多くとれ以前はロシアの人たちが多くいたそうです。

ハローワークスタッフさんと、モンゴルに行きここで農家体験をし、
自分を見つめ直しリセットして日本に帰る約束をしました。

農家の手伝いは今までしたことがなく戸惑いましたがstay先のおじさんとおばさんと
私より年下の娘がいました。

言葉の問題がありましたが日に日に打ち解け兄弟見たいに仲良くなりました。
朝は7時に起きご飯を食べおじさんの運転する車で畑に行き大きな農機に乗り作業をしました。

昼ごはんはおばさんが毎日作りたての昼ごはんを持ってきてくれ
最高においしいご飯でした。

午後2時半には二人の子供たちも手伝いに来て毎日が楽しく一日が過ごせました。
8日間・・さんと同じ部屋ですごし
・・さんがウランバートルのハローワークの事務所に帰る日に少し悲しかったけど
自分を試すチャンスだよて言った本山さんの言葉が思い出しました。

仕事で疲れ家に帰り夕御飯を食べ子供たちと遊び
お風呂に入り床に付きそれが普通の生活なのに
なぜか私にとも充実していました。

毎日両親とネットで会話し日本の家では日夜逆転の生活をしていた私が
夜9時になると眠くなり両親と会話をしながらウトウトしている私を見て
両親は心配で本山さんの所に何度か連絡をしたみたいですが、
あとから聞いた話だと本山さんも大分困ったみたいでした。

本当にご迷惑をお掛けしました。
楽しい時を過ごすとアッと言う間に75日間が過ぎモンゴルでの生活の最後の日になりました。

今まであまり流した事のない涙が自然にあふれでて困りましたが
日本で待つ両親の元に帰りました。

最後に今回のNPO法人ひきこもりハローワークが企画したモンゴル企画に参加
また私を説得してくれた本山さんに心から有難うございました。

まだまだ人間的には未熟ですがこれからも自分なりに努力います。
帰国後本山さんにモンゴルでの感想を個人名団体名を伏せ提出しなさいと言われましたが
本山さん本当に有難う
文章は最近自信がなく不慣れな文になりましたが
言葉、文章には私は言いあらわせません
本当に、本当に有難うございました。

2013/10/15

(子供たちに書いて頂いた文章に関し、個人名・団体名は省略してあります。ご了承ください。)

NPO法人ひきこもりハローワーク会員 隆章 34才 男性

           

           

           

NPO法人ひきこもりハローワーク様

モンゴルでの生活で一番の思い出は夜の星でした。

草原で夜、星を見ているとまるで吸い込まれるような気持ちになり
今まで感じたことのない気持ちになり
まるで別の世界に来たような不思議な空間を、体験することが出来ました。

27年間の人生で見たことのない夜空を見せて頂き心から感謝いたします。
日本での生活で父母兄弟まで僕を中心に考えてくれ
中学の時のイジメの恐怖心から抜け出す事が出来ず、

自宅から外出もすることなく過ごしていた。
僕にひきこもりハローワークの暖かい言葉で包んでくれた事は一生涯忘れません。

モンゴルのブルガンで僕は暮らしていました。
人はとても優しくいつも言葉をかけてくれました。
ぼくはそこで農作業の手伝いをしていました。

主に大麦、小麦の農家で朝から晩まで土いじりをしていました。
ある日夕方から一人で出かけ夜遅くにスタッフの方に迎えに来ていただいた時、
怒られた事は一生忘れません。

うれしくて僕みたいな者に真剣に怒ってくれ本当に有難うございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モンゴルハローワークスタッフ皆さん日本の本山さん心からありがとうございました。
日本に戻り何時かまたモンゴルに行きたいと誓いました。

最後にモンゴルでの感想をネットに掲載したいので協力してくださいと本山さんにいわれましたが、
見る・聞く事がとても新鮮と感動で言葉や文章に出来ません。
ただ一つ本当にありがとうございました。NPO法人ひきこもりハローワーク様

2013/09/11

(子供たちに書いて頂いた文章に関し、個人名・団体名は省略してあります。ご了承ください。)

NPO法人ひきこもりハローワーク会員24歳 男性

本山さん今回15日の間に僕の考えを上手く話せなくて本当にごめんなさい。
面倒またリードしてくれたお姉さんありがとうございました。
本山さんは11月の合宿にも参加しろと言いましたが是非、参加させてください。

そして1回でも多く本山さんと話をさせていただいて少しでも本山さんの近くにいたいです。
本山さんの会社にも自由に出は入りさせていただける様にもしていただいて本当にありがとうございます。

今回の台湾で釣り大会をみんなが魚が釣れたのに
本山さんだけが釣れなくてふてくされていた姿がなぜか子供のように見え不思議でした。

花連から台風情報で避難するとき一夜を車中で過ごした時
本山さんが今までの人生の中で一番辛かった時の事を話してくれた時、
全員が泣いていたのが印象的でした。

山が崩れて来た時に飲み込まれるような感じで
なぜか通常より冷静だった本山さん・馮さん李さんが怖く見えました。
あんなに怖い経験のあとご飯を食べようといった本山が特に怖いです。

NPO法人ひきこもりハローワーク会員 29歳 男性

本山さんまた台湾スタッフ馮・徐さんにいろいろ心配をかけ本当にすみませんとありがとうございました。
最初今回の話を本山さんに聞き冗談かとおもいました。

 僕なんか台湾にいてもこれからの人生になんのプラスになるわけがないと思っていまいた。 
 しかし本山さんに貿易の商談に同席してみろと言われ
生まれてはじめて商社の商談にいき貴重な体験をしました。 

私は今まで普通に買い物に行きあまり価格に関して、考えたことがなく
消費者に渡るまでにこんなに手間がかかるとはおもいませんでした。
20日かんの体験とても僕にとって貴重な時間でした。

本山さんはじめスタッフの皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

他8人で台北から花連に移動するときに私の身勝手な行動で
真剣に本山さんが怒ってくださった時うれしくて涙が止まりませんでした。 
  
本当に本山さんありがとうございました。
引用元⇒NPO法人ひきこもりハローワーク

           

あなたが見逃してる。「いじめ」に関する調査データ一覧
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http://nbbbi.link/jungle/2019/01/12/izime-3/

           

自殺したくなるいじめの中で生きていく方法
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2018/10/29/izime-2/

           

子どもを虐待から守るしくみ、 虐待してしまう親を救うしくみ
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2018/09/26/gyakutai/

           

いじめから守ってくれる支援団体ランキング
↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2018/08/12/izime/

           

不登校・ひきこもりの解決は、
“あるコツ”が分かってしまえば、十分に可能なんです。
そんなに難しいことではないんです。
↓ ↓ ↓
http://ppkki.link/ppc/archives/1585/#huto

           

           

           

           

以上
ひきこもりの原因は?きっかけは?対策は?どうしたら脱出できる?
でした。

           

           

           

嫌だ辛いは逆に探究心を向けることで克服出来る

嫌だ辛いっていってることは
逆に探求していくことで
興味、好奇心が湧いて
研究対象、実験対象になり

楽しめてしまう。
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http://www.uuooy.xyz/kitui/2019/01/03/tannkyuu/

           

           

           

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本来こうやってなきゃいけない
体と心の使い方

           

           

体と心は使い方がある。

というか
本来こう使ってなきゃいけない。

こういう
体と心の使い方をしていれば

苦しいんじゃないか
辛いんじゃないかってことが

のほほんとやり過ごせる。

           

           

体の使い方 IAP呼吸法

           

           

「肺の下の筋肉」を動かす

「IAP」とはIntra Abdominal Pressureの略で、
日本語に訳すと「腹腔(ふくこう)内圧(腹圧)」。

人間のおなかのなかには「腹腔」と呼ばれる、
胃や肝臓などの内臓を収める空間があり、この腹腔内の圧力が「IAP」。

「IAPが高い(上昇する)」という場合は、
肺に空気がたくさん入って腹腔の上にある横隔膜が下がり、

それに押される形で腹腔が圧縮され、
腹腔内の圧力が高まって
外向きに力がかかっている状態を指します。

           

           

IAP呼吸法とは

息を吸うときも吐くときも、
お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法で、
お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴です。

腹圧呼吸ではおなかをへこませず、
息を吐くときも圧をおなかの外にかけるように意識して(=高IAPを維持)、
おなかまわりを「固く」するということです。

腹腔の圧力が高まることで体の軸、
すなわち体幹と脊柱という「体の中心」が支えられて安定し、
無理のない姿勢を保つことができるわけです。

そうして体の中心を正しい状態でキープすることで、
中枢神経の指令の通りがよくなって

体の各部と脳神経がうまく連携。
そのため、余分な負荷が減るという理論です。

・腹圧が高まることで、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する

・体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる

・正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる

・中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」(体の各パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる

・体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる

・無理な動きがなくなると、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れやケガも防げる

           

           

まずは横隔膜に目を向けること

横隔膜は呼吸に関する筋肉で、
肋骨に囲まれているもの。
この横隔膜こそが「IAP呼吸法」のポイント

「横隔膜の可動力」がきわめて重要
胸だけの浅い呼吸をしていると、
肺の下にある横隔膜をあまり動かせないため、
本来上がったり下がったりする横隔膜の動きが悪くなります。

するとおなかに圧力はかかりにくくなり、
体は縮こまり、姿勢が悪くなり、

中枢神経の信号も体の各部に届きにくくなるため、
より疲れやすい体になるわけです。

逆に横隔膜をしっかり下げて息を吸えば、
腹腔が上からプレスされ、
外側に圧力がかかることに。

横隔膜を下げながら息を目一杯吸い、
お腹をパンパンに膨らませたまま息を吐くのが、
自然に腹圧がかかった「腹圧呼吸」。

横隔膜を下げて腹腔内に圧力が生じた結果、
おなかは外側へ膨らみ、
体幹まわりの筋肉が360度ぐるりと伸びることになります。

これが、おなかが大きく固くなる仕組み。

また、「おなかの内側から圧力」がかかると、
それを押し返そうとして
「おなかの外側からの筋力」も働くことになります。

このダブルの力で、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定し、
姿勢が整うということ。

これが、IAPを高めることによる
「体の中心・基礎固め」効果だといいます。

横隔膜を下げたまま息を吐くには、
「お腹は膨らませたまま」
「肩を上げない」
のがコツ

「腹圧を高めておなかを膨らませたまま、息を吐く」
感覚をつかむためにも、
最初は指先を足のつけ根に差し込んで練習するのがいいです。

そして慣れてきたら、今度は手を使わずに行い、

立ってできるようになったら普段の生活でも「IAP呼吸法」を実践し、

できるだけ腹圧を高めて呼吸するようにシフトしていけばOK。
引用元⇒疲労予防・回復のためにスタンフォード大学で用いられる「IAP呼吸法」とは?

           

           

           

心の使い方

           

           

           

興味を湧かせて
弱音が入る隙間を無くす

           

嫌だ辛いは逆に探究心を向けることで
克服出来る

           

           

           

どう探求していくか

どう探究心を向けていくか

1、嫌だ辛いってのは
この部分が嫌なんだと目星をつけて

その部分の場数を踏むことを目標にする。

2、嫌だ辛いっていうのは
実際にはどの部分なのか

ここか?この部分か?
と探りながらやっていくと

興味を持ってやっていけてしまいます。

3、嫌だ辛いっていうのに
直面してるとき、

嫌だ辛いっていうのに
取り組んでるときは

逆にそれから離れたイメージを思い描けたら

いろんなイメージを思い描いて
イメージで遊びながらやったらいい。

ロッキー山脈ってどんなだったかな
崖のところってこんなだったかな。

エロ動画のあんなシーン。

グルメ番組のステーキ。

夕べ見た月と金星。

オードリー・ヘプバーンの表情。

マリア・シャラポアのテニス。

クンダリニーがチャクラを巡る。

気が体を巡る。

丹田、体幹。

ヒッチコックのカメラワーク。

タイタニックの沈没シーン。

ジャッキーチェン、ブルースリーのアクション。

ミッションインポッシブルのハラハラシーン。

           

           

           

           

本来こうやってなきゃいけない
体と心の使い方
のまとめ

           

腹圧呼吸でおなかをへこませず、
息を吐くときも圧をおなかの外にかけるように意識して
おなかまわりを「固く」する

           

1、嫌だ辛いを逆に場数を踏む
という目標を掲げる。想定する。

2、ピンポイントでどの部分が嫌で辛いのか
探りながら取り組む。

3、イメージで遊びながら取り組む。

           

           

           

           

いじめや嫌がらせから抜け出す方法は、
必ずあります。

電話やメールで相談したり、
いま起きていることをメモに記録したり、

他の人たちの経験を参考にしたり、

イザとなったら弁護士や警察に相談することだってできます。

このサイトにはいろいろな方法がのっています。
↓ ↓ ↓ ↓
http://nbbbi.link/jungle/2018/08/12/izime/

           

           

           

           

ハプニングやスクープを投稿したらお金になった。
↓ ↓ ↓
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZLP1D+9ZLUXM+3X86+5YJRM

           

           

           

            

お問い合わせはこちら
https://ws.formzu.net/fgen/S28502260/

メールが確認できれば48時間以内に返信いたします。
このやり取りをQ&Aコーナーで使わせてもらいますが
よろしいでしょうか?

毎回の仕事の内容を
インスタ記事にしてます。

◆インスタグラム記事◆

2019.2/6
文京区本駒込で
家具、建具搬入作業。
トラックから階段で二階、三階に運びました。へろへろになりました。

2019.2/5
練馬区高野台のビルで
アンテナ、ケ-ブル搬出作業。
屋上から長いのを階段で下ろして、
あとは台車でエレベーターで下ろしました。

2019.1/25
月島の工事現場で
家具、建具搬入作業。
トラックから四人がかりで上当たらないように屈みながら運ぶのがきつかった。

2019.1/24
杉並区上荻で
システムキッチン部材搬入作業。
トラック三台分を三階から五階まで階段で上げました。へろへろです。

2019.1/23
世田谷区経堂の店で
厨房機器撤去作業。
トラック三台に満載になりました。

2019.1/22
足立区六町の工事現場で
キッチン部材搬入、開梱作業。
トラックからロングスパンの回りに下ろして積み込む人間と上の階でストップ言って下ろす人間に別れてやりました。各部屋に運んで開梱しました。

2019.1/18
京王線の仙川の工事現場で
キッチン、部材搬入、開梱作業。
トラックからエレベーターの回りに下ろしてエレベーターで上げて各部屋に運んで開梱しました。

2019.1/17
墨田区文化の工事現場で
キッチン、洗面台搬入、開梱作業。
トラックからエレベーター前に運んでエレベーターで上げて各部屋に運んで開梱しました。

2019.1/16
葛飾区東四ツ木のマンションで
キッチン部材搬入作業。
トラックから台車で運んでエレベーターで上げて部屋に下ろしての繰り返し。

2019.1/15
新井薬師の近くのマンションで養生、廃材搬出、積み込み作業。
部屋やベランダの廃材を全部廊下に出して、トラックに運んで積み込みました。

2019.1/7
渋谷区道玄坂のビルで厨房機器搬出作業。
階段下ろしてトラック2台にどんどん積み込みました。

2018.12/28
台東区松が谷で
家具搬入作業。
トラック2台分の家具を4階まで
二人がかり4人がかりで繰り返し上げました。へろへろになりました。

2018.12/27
大井競馬場近くのビルで
厨房機器搬出作業。トラック着けて台車でスイスイ運びました。

2018.12/25
杉並区宮前の高校に
PC機器搬入、開梱作業。
トラックから台車で教室へ運んで開梱してダンボ-ルをトラックに戻しました。

2018.12/22
大久保の日本赤十字社で
資材搬入作業。
トラックから薄い鉄板を一杯台車で運んで、壁紙をはがして鉄板を壁に貼るのを見てました。

2018.12/21
大森駅近くのビルで
厨房機器搬出作業。
台車で業務用エレベーターで繰り返し運んでトラック2台に積み込みました。

2018.12/20
八丁堀のビルで家具搬入作業。
トラックから一階の空いてる所にどんどん下ろして
エレベーターで各部屋に運んで設置しました。

2018.12/19
自由が丘駅の近くのビルで
厨房機器入れ替え作業。
カウンタ-に毛布かけて機器を横にして乗り越えて階段上げて
新しいを下ろして設置しました。

2018.12/18
曳舟駅の近くの工事現場で
システムキッチン部材、食器棚搬入、天板設置作業。
長いのやでかいのを階段ギリギリかわして上げました。

2018.12/15
浅草橋駅の近くで
家具、建具搬入作業。
トラックから下ろして4階までいろんな家具を階段で上げました。

2018.12/14
高円寺駅ガ-ド下で
厨房機器、什器搬入搬出作業。
ちょっとだけ階段があってあとは台車で運んでを繰り返してトラックに積み込みました。

2018.12/13
京急蒲田駅の近くのビルで
ケ-ス、ダンボ-ルの搬入作業。
トラックをバックでビル前に付けて
エレベーター前に手運びしてエレベーターに積み込んで上の倉庫に下ろしました。

2018.12/11
吉祥寺。井の頭公園の近くのビルで
厨房機器搬出作業。
地下から上げるのに上でもって後ろ向きで上がっていくのがきつかった。

2018.12/10
阿佐ヶ谷駅前のビルで
精密機器搬入作業。
養生して台車で最上階に上げて階段で屋上に上げました。

2018.12/7
後楽園の近くのス-パ-に冷蔵ケ-ス搬入作業。
レッカーで吊ってトラックから下ろして横にして台車に乗せて
業務用エレベーターで上げて設置しました。

2018.12/6
大田区大森で駐輪ラックの搬入、組み立て作業。
トラックから駐輪場を作る場所へ運ぶんだけど重たいのばっかりで
一杯あって疲れました。

2018.12/5
葛飾区東四ツ木で
キッチン部材搬入作業。
L字型のでかいのがギリギリエレベーター入ったのであとは楽勝で搬入できました。

2018.12/4
大田区大森町で冷蔵庫搬入、手元作業。
トラックの後ろのリフトで下ろして台車で運んで設置して、
養生はがしてゴミをトラックに積みました。

2018.12/3
上野の国立科学博物館で
ホワイトボ-ド搬入、組み立て補助作業。
業務用エレベーターで地下に運んで職人に手を貸す。見てる時間が長かった。

2018.8/31

2018.8/30

2018.8/28

2018.8/27

2018.8/26

2018.8/25

2018.8/22

2018.8/20

2018.8/19

2018.7/27

2018.7/26

2018.7/24

2018.7/22

2018.7/21

2018.7/21
大道芸 を
フジテレビと自由の女神のそばでやってました。

しゃべりも面白いし
バックで流れてくる音楽もいいタイミングだし
技もすばらしい。

風船で何か作るのから始まって、
高い一輪車に乗ったままピンを三本ホイホイやったり、
紙袋に入ったビンが一瞬で麦茶が入ったワイングラスになったり、
剣三本とリンゴをホイホイ投げながら
リンゴをがぶりを繰り返しやってました。

けっこう多くの人がお金渡してあげてました。

2018.7/20

2018.7/19

2018.7/18

2018.7/17
羽田空港第1ターミナル の三階で
厨房機器入れ替え作業。

荷物用エレベーターから厨房まで養生シ-トを敷いて、
古いのを外して狭いところを持ち上げて
入れ替え作業しました。

2018.7/15
 

 

2018.7/13

2018.7/12

2018.7/11

2018.7/9

2018.7/7

2018.7/6

2018.7/2

2018.7/1
東宝スタジオの3スタジオで
什器運搬作業。

きのうビニールシ-トでくるんでおいた
発泡スチロールの砂浜と発泡スチロールのでかい岩を
大型トラックに積み込み。

でも前の現場の作業が終わらなくて
トラックなかなか来ませんでした。

2018.6/28戸越銀座 の保育園の新築工事現場で
建具搬入作業。

トラック三台分二階と三階にリレ-で上げたり、
二人で上げたりしました。
各部屋に運んで設置しました。

引用元⇒インスタグラム

人に歴史あり。マイファミリーヒストリーはこちらを御覧ください。

プロフィール 宅急便時代

プロフィール 便利屋時代

プロフィール 自衛隊時代。

プロフィール 少年時代 

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竜馬と空海にはつながりがあった。


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